![](https://news-image.mixi.net/article/176/176_20240316_1009124_012.png)
直接「差別してる!」と言いたくなかった私は、あえて水を向けるような言い方をしました。しかしそれではケイスケにはピンと来なかったようです。私はケイスケののんびりした様子に、だんだんイライラしてきました。
![義母の孫差別 2_1_2](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1709006254-3b487ac3d9406eb42cac3fa506e453f7-1200x511.png)
![義母の孫差別 2_1_3](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1709006255-2387cb4269f56d59b40309dfe13f5c21-1200x545.png)
つい語気が荒くなります。ユウタとショウくんで、対応に差がありすぎます。
「お義母さんがユウタに何か大きいものを買ってくれたことある? せいぜい絵本とか服くらいじゃない。これが差別じゃなくてなんだって言うの?」
![義母の孫差別 2_2_1](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1709006256-8b46495a9780cf8c3cb1b10f486d977e-1200x542.png)
![義母の孫差別 2_2_2](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1709006258-5ed248ef2c60b9d7fdeefb24cd865753-1200x513.png)
「今日だってユウタには麦茶しか出してこなかったじゃない。行くことは事前に話しておいたんでしょ? ジュースのひとつも用意できるはずよね。ショウくんにはシュークリームもジュースも出せたんだから」ずっと抱いてきた違和感。言葉にすればするほど、モヤモヤした気持ちがふくらみます。
「そんな悪く言うなよ。母さんとしてもあっちの方が親しみやすいんじゃないの? シンイチもよく家に行ってるみたいだしさ」
![義母の孫差別 2_2_3](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1709006246-5d7a79411f7b92b432d49c34a4461dc1-1200x546.png)
「そういう問題じゃないってわからないの?」私は思わずため息をついてしまいました。ケイスケは、私ばっかり嫌味を言っているような口ぶりです。
|
|
![義母の孫差別 2_3_1](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1709006248-b933f5cd6bc77e5b1490ebc2dbf11603-1200x507.png)
「だから、そういうことじゃないでしょ。もっと平等にしてって言ってよ」私がそう言うと、だんだんケイスケもイライラしてきたようです。
![義母の孫差別 2_3_2](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1709006249-5f1e857ac9acea49dd0b86c9a3f0acee-1200x518.png)
このひと言で私は堪忍袋の緒が切れてしまいました。もうこのままだまって引き下がるわけにはいきません。
![義母の孫差別 2_3_3](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1709006251-89468e96487eaa001bcf7534142a5b33-1200x576.png)
ケイスケに対して「義母の振る舞いが非常識だ」と話してもピンとこないところに、私は歯がゆさを感じてしまいます。ひょっとしたらケイスケの心の中には、「自分の母親が差別なんてひどいことをするわけない」という思いがあるのかもしれません。実の親のことを信じたいのは当然のことでしょう。しかし実際に目の前で差別されている様子を目の当たりにしているのですから、現実を受け入れてほしいものです。来週、私から義母に話をしようと思います。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・春野さくら 編集・塚田萌
|
|