限定公開( 15 )
都市伝説として知られる「マクドナルドのハンバーガーにはミミズ肉が使われている」ということが事実であるのか実験する動画が公開され、30万回以上再生されています。専門的な施設でDNA鑑定をする、本格的な検証です。
●科学の力で都市伝説を検証
動画を公開したのは、サイエンスアーティストである市岡元気先生のYouTubeチャンネル「GENKI LABO」。ハンバーガーの中にミミズ肉が含まれているかどうか、DNA鑑定を使って検証します。マクドナルドのハンバーガー、テリヤキマックバーガー、チキンナゲットの肉をサンプルとして、成分を解析。都市伝説でささやかれている「ミミズ肉」だけでなく、「人肉」が使われていないかどうかも調べていく笑いのセンス満載の内容です。
米国に本社がある「Thermo Fisher SCIENTIFIC」の専門的な研究室と機器を使い、サンプルの種類を特定していきます。サンプルとして取ったハンバーガーの肉に、細胞を溶かしてDNAを取り出す溶液を加えてから温めます。さらにDNAを安定的に保存するための試薬を加え、ボルテックスで混ぜ、遠心分離させました。そして希釈を数回行ってからPCR用の試薬と混ぜていくことで準備は完了です。
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液体を入れると牛や豚など成分に応じて反応する内腫判別試薬を使って、検証していきます。結果として、ハンバーガーは100%牛肉、てりやきマックバーガーには豚肉が使用されており、チキンナゲットは鶏肉から作られていることが判明しました。マクドナルドの公式HPに記載がある通りの安心できる結果となり、もちろんミミズや人肉などは一切使われていません。都市伝説を気にせずに安心して食べられそうだ……!
コメント欄には、「当たり前を証明するのも科学の楽しさ」「企業の誠実さが証明されて良い検証ですよね」といった声が寄せられました。都市伝説との戦いは科学の勝利といえるかもしれませんね。
GENKI LABOでは続編としてカップヌードルに使われている「謎肉」に人肉が使われていないかどうかを検証した動画も公開しています。
画像提供:GENKI LABO
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