日テレ市來玲奈アナ、22日の放送で『news every.』卒業　コロナ禍の報道「一生懸命みんなで伝え続けていた」

　日本テレビの市來玲奈アナウンサー（28）が22日の放送をもって同局系報道番組『news every.』（月〜金　後3：50）を卒業することが18日、同番組の公式X（旧ツイッター）で発表された。

【動画】4年半にわたり出演…感謝を伝える市來玲奈アナ

　Xの投稿では「今週の22日（金）で今の形での放送が最後となる#newsevery　市來キャスターも卒業です」と報告。「約4年半の中で、1番印象に残っていることはコロナ禍。毎日ニュースを伝える中で“ある思い”を大切にしていたそうです」と紹介した。

　併せて投稿された動画で、市來アナは「まずは4年半、本当にありがとうございました」と笑顔で一礼。一番印象に残っていることに「コロナ禍」を挙げ、「3年をこのスタジオで毎日伝え続けたということは、アナウンサー人生の中でも、報道キャスターとしてもすごく大きかったなと思っています」と当時を振り返った。

　「藤井（貴彦）さんをはじめ『news every.』が視聴者の皆さんにお伝えしたことがたくさんあったと思うんですけど、あの時っていうのは一人ひとりがすごく寂しく、心細く感じて不安なこともいっぱいあったと思う。画面を通して離れている人と少しでもつながりたい、寄り添いたいっていう思いで一生懸命キャスターとしてみんなで伝え続けていたと思います。その一員になれていたということが、報道キャスターの私の中の人生としてすごく大きかったと思います」としみじみ語った。

　「『news every.』はこれからもずっと皆さんが生きやすく、みなさんに寄り添い続けながらお伝えしていく番組だと思うので、私も『every.』に寄り添いながら、これからもずっと頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」と感謝の思いを伝えた。

　市來アナは1996年1月生まれ、千葉県出身。アイドルグループ・乃木坂46の元メンバー。2011年8月に乃木坂46の1期生として加入し、14年7月に卒業。16年に映画『さざ波ラプソディー』で初主演を飾る。18年4月より、アナウンサーとして日本テレビに入社。現在は『行列のできる相談所』『ヒルナンデス！』などに出演している。

　同番組は25日から、鈴江奈々アナウンサーと森圭介アナウンサーのWメインキャスター制にリニューアルする。元プロ野球選手の斎藤佑樹氏とモデル・タレントの桐谷美玲が新キャスターに就任。斎藤氏は月・火曜、桐谷は水・木曜に出演する。