平岳大&柄本明、ブレンダー・フレイザーと共演『Rental Family』日本で撮影開始

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2024年03月20日 12:12  ORICON NEWS

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(左から)平岳大(撮影:Kenta Hirama)、柄本明、ブレンダン(撮影:Chad Griffith)
 長編デビュー作『37セカンズ』(2020年)でベルリン国際映画祭ほか世界中の映画祭で喝采を浴び、Netflixシリーズ『BEEF/ビーフ 〜逆上〜』を手がけた日本人監督のHIKARIによる長編映画『Rental Family(原題)』に、平岳大と柄本明が出演することが明らかになった。撮影は、3月から5月まで日本で予定されており、劇場公開日は後日発表予定(配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)。

【画像】「第95回アカデミー賞」授賞式のブレンダン・フレイザー

 同映画の主演は、『ザ・ホエール』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザー。動画配信サービス「Apple TV+」のドラマ『Pachinko パチンコ』出演する山本真理の参加も発表されている。

 東京で暮らす孤独で落ちぶれた俳優が、“アメリカ人男性”として日本の「レンタル・ファミリー」会社に雇われ、他人の人生の誰かの身代わりを演じることになる。その過程で、人とのつながりや自らが家族の一員として受け入れられる喜びを思いがけず再発見していくドラマを描く。

 今回、ブレンダン・フレイザーとの共演が発表された平は、現在世界的な高評価&大ヒットを記録しているFX製作ドラマ『SHOGUN 将軍』(ディズニープラスで配信中)に出演中で、ラミ・マレックとレイチェル・ブロズナハン共演のアクション・スリラー大作『Amateur(原題)』(配給:ウォルト・ディズニー)も撮影完了。そのほかの海外作品として、『グランツーリスモ』(23年)、『G.I. ジョー:漆黒のスネークアイズ』(21年)があり、Netflixシリーズ『Giri / Haji』では英国アカデミー賞テレビ部門の主演男優賞にノミネートされた。

 同じくブレンダンと重要なシーンを演じることになる柄本は、その独特の存在感と卓越した演技力で、舞台、映画、テレビなど幅広いジャンルで活躍する、日本を代表する俳優の一人。彼らが主演のブレンダン・フレイザーとどのような役柄で共演を果たすのか期待が高まる。

 本作は、5度のアカデミー賞作品賞に輝き、本年度第96回アカデミー賞でも『哀れなるものたち』(公開中)で主演女優賞を含む4部門受賞した、今年創立30周年を迎える映画会社サーチライト・ピクチャーズが製作。

 HIKARI監督は、「この作品『Rental Family(原題)』を世界に届けることはまさに夢のようです」と喜びのコメントを寄せており、「サーチライト・ピクチャーズとSight Unseen Productions(制作会社)の惜しみないサポート、この映画の製作に尽くしてくれる素晴らしいキャスト、スタッフ、そして何より、多才で、信じられないほどの思いやりと魂を持つブレンダン・フレイザーが私たちの映画作りの旅のヒーローになってくれた決断に心から感謝しています」と感謝の想いを語っている。

 撮影スタッフには、共同脚本・撮影監督を務めるスティーヴン・ブレイハット(『37セカンズ』)のほか、美術に磯田典宏(北野武監督作品『座頭市』)、編集にトーマス・A・クルーガー(『SHOGUN 将軍』『37セカンズ』)、衣装デザイナーに望月恵(『37セカンズ』)、そしてヘアメイクアーティストとして百瀬広美(『そして父になる』)の参加が決定している。

 サーチライト・ピクチャーズ社長のマシュー・グリーンフィールドは、「この作品は私たちにとって非常にエキサイティングなプロジェクトであり、広く共感を呼ぶと確信しています。HIKARI監督とともに、完璧なキャストと製作陣を準備することができました。皆さんにこの映画を見ていただくのが今から待ちきれません」と期待とともに確かな自信をみせている。
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