齋藤飛鳥、迫真の演技『マイホームヒーロー』7年越しに知る“父の罪” 母との電話シーン

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2024年03月21日 07:00  ORICON NEWS

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零花(齋藤飛鳥)=『映画 マイホームヒーロー』(公開中)(C)2024映画「マイホームヒーロー」製作委員会
 昨年10月期にMBS/TBSドラマイズム枠で放送されたドラマの完結編となる『映画 マイホームヒーロー』(公開中)より、齋藤飛鳥と木村多江の迫真の演技を見せる緊迫の電話シーンを切り取った本編映像が解禁となった。

【動画】『映画 マイホームヒーロー』本編映像

 どこにでもいる普通の父親・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)が、愛する一人娘の零花(齋藤)に危害を加えようとする半グレ犯罪組織の彼氏・麻取延人(内藤秀一郎)を殺害してしまったことから始まったドラマ『マイホームヒーロー』。映画版では、ドラマから7年後を舞台に、哲雄が埋めた死体が発見され、死体とともに消えた10億円の行方を探っていた半グレ犯罪組織のボス・志野(津田健次郎)が、再び哲雄に狙いを定め、犯罪組織との最後の戦いが始まる。さらに、父の罪を知らずに刑事になった娘・零花も哲雄に疑いの目を向ける。

 映画では7年の時を経て零花が哲雄の罪を知ることに。土砂崩れによって発見された死体に父・哲雄の関与が疑われ、警察の捜査対象となっていることを知った零花。捜査に加わろうとするも、身内であることを理由に捜査本部から締め出されてしまう。真実を知るため、単独で捜査する中で零花は行方不明となっていた半グレ犯罪組織の恭一(高橋恭平)と再会する。

 全てを知る恭一から告げられたのは7年前、半グレ犯罪組織の一員だった彼氏・麻取延人が父・哲雄によって殺されていたという衝撃の事実。信じられない気持ちとは裏腹に、点だった過去の出来事の数々が線となってつながっていく。恭一との再会後、真実を確かめるため、電話をかけた相手は母・歌仙(木村)。7年前、哲雄と恭一はどういう関係だったのかを問われ、用意していたかのようにスラスラと話す歌仙に対して零花は「よく覚えてるね、間島恭一のこと。7年も前のことなのに」と切り返す。

 電話が終わると、「知ってたんだ…」と涙を流し、父が犯した罪を確信する零花。母との電話で父の罪を確信するという無念さと同時に、自身を守るために罪を犯し、それを隠し続けてきた両親の大きな愛を感じる、クライマックスへとつながっていく重要なシーンとなっている。

 先日行われたイベントでも青山貴洋監督は「涙のシーンを見て、自分自身も撮っていて泣いてしまったんです。実際映画に使っていないテイクでも(齋藤の)涙が止まらなくて。ドラマの7年後を描いた映画ってちゃんとまとまるのかな、って僕自身も不安があった中、零花ちゃんが車の中でお母さんと会話するシーンを見て、『これは大丈夫だな』と。そのくらい、自分自身で気持ちの転換にもなった。そのシーンを撮っていたカメラマンが、そのシーンを撮り終えてカットをかけなかったら、芝居に引き込まれすぎてレールから落ちちゃってました(笑)」と齋藤の演技に現場の全員がのめり込んでいた様子を明かしている。


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  • 原作よんだけど、カルト教団と半グレの死闘、大量虐殺は映画版ではなかったことにされているんだろうか?
    • イイネ!2
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