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サユミの妊娠をきっかけに、ツヨシは私と正式に別れました。サークル仲間たちはみんな私に同情的で、そろって「ありえない」と激怒。全員でサユミとツヨシの結婚式への参列を断ってくれたことを覚えています。私にとってはあまり振り返りたくない、苦い思い出になっていました。ただあれから十数年が経ち、私も結婚して仕事をしながら娘を育てる立場です。すっかり過去のことになっていたのですが……。
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新しく取引先の担当者と会うと、なんとツヨシだったのです。顔を見合わせてお互いにビックリしました。最初こそ少し気まずい雰囲気はあったけど、私にとって今回の取引は絶対に成功させたいものです。それはツヨシも同じだったようで、私情を挟むことなく仕事は順調に進んでいきました。
しかしツヨシの妻であるサユミは、それを知って穏やかではいられなかったようです。ツヨシが家で「仕事先で十数年ぶりにマイに会って、あまりの偶然にビックリしたよ」と漏らしたとたん……。
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ツヨシとの連絡はお互い会社が貸し出している業務用スマホ。しかも会社が付与したアカウントですし、業務に関わる内容以外のやりとりなんて全くしていません。自分勝手に突っ走るサユミの性格は知っているけれど、今になってまた迷惑をかけられるとは……。「仕事の担当、別にマイじゃなくてもいいんじゃないの?」「偶然のふりをしてツヨシのこと狙っているんでしょ!」私は会社のスマホに次々届くメッセージに頭を抱えながら、サユミの暴走をどうあしらうべきか悩んでいます。
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原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・金のヒヨコ 編集・井伊テレ子