【写真】スケールすごすぎ! 『三体』場面写真
『三体』の物語の始まりは1960年代。父を無惨に殺され人類に絶望した中国のエリート科学者・葉文潔が、宇宙に向けて秘密裏に電波を発信。この行いが数十年後、地球規模の大災厄を招く…。そして時は現代。各国の優秀な科学者が次々と自殺するという異変が発生。さらに、ある科学者の視界だけに“数列が出現”する怪現象や、星空がチカチカと瞬く“宇宙のウインク”…といった驚天動地の事態が頻発。世界が徐々に混乱へ導かれる中、“連続自殺事件”の解決に向けて動く捜査官・大史役をベネディクトが演じる。
ベネディクトは撮影中に驚いたことについて「そのスケールですね! 実際に国連に行って撮影をしたり、山の上等で撮影をしたりといった、物語を伝えるために必要なもの全ての規模がすごかったです」とMCU作品の経験者をも驚嘆させた規模感を説明した。
また捜査官・大史へ指示を出し、作戦を率いるリーダーのウェイドを演じるのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』ダヴォス役で知られるリーアム。ベテランの彼さえも「制作の規模がすごかったですね。人類の終わりや滅亡を表現する上で、必要なものを全て正しく行わなくてはいけない。非常に大変なことだと思います」「台本を読むだけでも驚きでした。まるで10種類の映画をこなしているような気分でした」と語った。
物語は、1960年代の中国の文化大革命から現代の英国や米ニューヨークといった異なる時代や次元が交錯。そして物語のカギを握る存在として“仮想現実”も登場。そこでは、中国の殷王朝やイングランドのチューダー朝のような世界観が描かれており、この情報だけでも“圧巻の撮影規模”であることが分かる。
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そしてベネディクトは自身の役について「大史はシングルファーザーでもあるんです。息子を育てている。だけど、仕事がハードで、時間が無い中急いでカップラーメンを食べたりしながら頑張っている。完全に仕事人間。大義のために色々なものを犠牲にしてしまっているんです」「大史に真実味を与えることが重要でした。このため、車の中にある小物から、張り込み中に直面する困難に至るまで、細かい部分にも完全に信ぴょう性を持たせられるよう努めました」と明かしており、大史という人間のパーソナルな物語、そして、危機に立ち向かう者たちのそれぞれが持つ物語にも期待が高まる。
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