門脇麦、主演『厨房のありす』撮了に感涙 永瀬廉は達成感「新しい自分を知ることができた」 おいしかった料理ベスト3も発表

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2024年03月23日 06:00  ORICON NEWS

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日本テレビ系日曜ドラマ『厨房のありす』をクランクアップした(左から)永瀬廉、門脇麦(C)日本テレビ
 俳優の門脇麦が主演を務め、King & Princeの永瀬廉が共演する、日本テレビ系日曜ドラマ『厨房のありす』(毎週日曜 後10:30)の最終話が、あす24日に放送される。それに先立って、主人公・八重森ありす役の門脇、酒江倖生役の永瀬がクランクアップを迎えた。

【別カット】うさぎのぬいぐるみも登場!笑顔の永瀬廉&門脇麦

 今作は、玉田真也氏が脚本を務めるオリジナル作品。自閉スペクトラム症(ASD)の天才料理人・ありすが、人とのコミュニケーションが苦手など、さまざまな生きづらさを抱えながらも、驚異的な記憶力と大好きな化学の理論をもとに、おいしくてやさしい料理を作る。生きづらさを抱えた登場人物たちと、明るく互いを支え合い、温かい言葉とご飯で絆を結ぶ物語。

 最後のカットを終えた門脇は、監督から花束を受け取ると、感極まり、涙を流した。「こんなに3ヶ月間をあっという間に感じるのは初めてだったんじゃないかというくらい、あっという間でした。さびしいですけど、家に帰ってもうせりふを覚えなくていいんだと思うと、気が休まります(笑)」と、化学の知識を駆使して料理を説明する、ありすの長ぜりふをやり遂げた撮影を振り返った。

 撮影を通じて、ありすというキャラクターへの愛情を深めた門脇は「ありすが愛される女の子になればいいなという思いを持ち続けて挑みました。私自身も『ありす、かわいいな』と、ずっと思っていました。皆さんがありすを愛してくださって、ありすをかわいくしてくださいました。感謝の言葉しかないです」と感謝。「私自身、ありすのまっすぐさ、ひたむきさに救われる瞬間がたくさんありました。きっと今後も、見てくださる方の中から、ありすのまっすぐさや、ありすを囲む人々の優しさに救われる方がたくさん現れるような作品になったんじゃないかと思います」と語った。

 同時にクランクアップを迎えた永瀬は、拍手に包まれ「3ヶ月間お疲れさまでした。いろいろ抱えている倖生でしたが、それとしっかり向き合って、苦しい中でも、ありすのチャーミングなところ、頑張っているところに勇気づけられながら楽しく演じることができました」と、重い過去を背負った役柄を演じ切った思いを話した。

 続けて、劇中に登場した料理はほとんど食べたという永瀬が「皆さん気になっていると思いますけど…スタジオの裏で食べたおいしかったものトップ3を発表します!」とサプライズで切り出し、現場は大盛り上がり。「第3位、レバニラ炒め。第2位、担々麺。第1位、角煮!角煮は手間ひまかけてしっかり作ってくださっていて、すごくおいしかったです。身も心もおなかいっぱいになった現場でした」と、最後まで現場を沸かせた。

 また、撮影を振り返って印象的なシーンとしては、落ち込んだ倖生が無理に元気を出してテンション高く振る舞うという第8話のシーンを挙げ「あそこは、結構体力を使いました。普段の倖生とも違うし、僕自身が酔っぱらっても出ないくらいのテンションでした(笑)。そういう意味では、新しい自分を知ることができたと思います!」と振り返った。
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