【RIZIN】萩原京平、無念の連敗… 武田光司の連発タックルで得意の打撃を発揮できず

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2024年03月23日 19:11  ORICON NEWS

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『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』で武田光司に敗れた萩原京平 (C)ORICON NewS inc.
■『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』(23日・神戸ワールド記念ホール)
◯ 武田光司

【インタビュー動画】萩原京平「ちょっと限界なのかなと思いました」連敗で本音を吐露

3ラウンド判定(3−0)
X 萩原京平

 昨年9月に元フェザー級王者の牛久絢太郎に判定負けし、再起を誓って4ヶ月にわたる長期間のアメリカ修行をしてきた萩原京平が、ライト級から転向してきた武田光司に敗れ、無念の連敗となった。

 萩原は牛久に敗れた直後から、自身のファイトスタイルを根底から見直すため昨年末からアメリカ修行を決意し、前バンタム級王者のフアン・アーチュレッタのジムでハードな練習に取り組んできた。試合前インタビューでは「苦手だったレスリング、特にMMAレスリングを克服してきたので、その成長したところを見せたい」と胸を張った。

 対する武田は1階級上のライト級で長く活躍し、22年7月には強豪のジョニー・ケースに勝利すると、同年大みそかの『RIZIN対ベラトール』全面対抗戦の戦法に抜てきされた。23年11月のアゼルバイジャン大会でトフィック・ムサエフにTKO負けしたのを最後に、今年から「対世界」を見据えてフェザー級に階級を下げた。

 試合は序盤からお互いに距離をはかって打撃を交わし、ジリジリとにらみ合いの時間が長く続く。残り1分が近づいたところで組合の展開となったが、萩原のヒザ蹴りが武田の急所にモロにヒットして、武田が悶絶。試合続行も危ぶまれたが、長いインターバルが取られた結果、武田が気合を込めて回復して試合が続けられたところで、1ラウンドが終了した。

 2ラウンドになると武田がタックルで萩原をケージに押し込むシーンが増えると、残り2分半で武田が萩原のスタンディングバックを奪う。そこからタックルを何度も仕掛け続け、萩原の得意の打撃をヒットさせずに試合をコントロール。3ラウンドになっても執念のタックルは止まらず、萩原は米国修行の成果を発揮できずに判定3−0で武田が勝利した。

 試合後にマイクを握った武田は「ファンのみんなが思ってる通り、クソみたいな試合をして申し訳なかったです。セミファイナルとしてもっと…」と無念の思いを語ったが、「チンコが痛ぇ」と本音を漏らした。

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