賛否両論のアカデミー賞受賞作、岡田将生、ティモシー・シャラメ主演作もある!【3月の超厳選映画5選】

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2024年03月23日 19:51  All About

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2024年3月の映画はアカデミー賞作品や動画から生まれたホラーなど個性的な作品が集まりました。では、3月のおすすめ映画をご紹介していきましょう。※サムネイル画像:(C)2024 GOLD BOY
第96回アカデミー賞作品賞受賞作『オッペンハイマー』がいよいよ公開する3月。口コミで大評判の『ゴールド・ボーイ』、佐藤健、長澤まさみ共演のラブストーリー『四月になれば彼女は』などなど、良作や個性的な作品がそろいました。「3月の超厳選映画5選」、さぁ、早速いってみましょう!

1:『ゴールド・ボーイ』(2024年3月8日公開)

(C)2024 GOLD BOY

岡田将生の主演作。試写を見た映画関係者の間でかなり高評価、必見作といわれている作品です。

男女を崖から突き落とした東(岡田将生)。しかし、近くで動画撮影をしていた少年少女のカメラに殺人の瞬間が映っていたのです。そのことに気付いた中学生の朝陽(羽村仁成)は、動画をエサに東に大金を要求するのですが……。

朝陽は大人の男を翻弄(ほんろう)するほどの頭脳派で、そんな主人公を羽村仁成くんが大熱演! 全編にさまざまな仕掛けがあり、真相が二転三転していく後半は一瞬たりとも見逃せません。岡田将生VS羽村仁成くんのサイコパス対決がスリリング。春の激推し映画です。

監督:金子修介

2:『変な家』(2024年3月15日公開)

(C)2024「変な家」製作委員会

動画制作者・雨穴(うけつ)の人気動画から生まれた同名ホラー小説の映画化。

いまいち人気のない動画クリエイターの雨宮(間宮祥太朗)は、違和感のある間取りの家の秘密を探ろうとミステリー好きの設計士(佐藤二朗)と組んで、不思議な間取りの家の住人に接触しようとします。しかし、そこから予測できない世界へと入り込んでいくのです。

変な間取りを見つけたことから想像の上を行く恐怖の展開が! 「そんなバカな!」と思いつつ、どうなるんだろうと最後まで一気見しました。「まさか」の連続に驚きっぱなしのサスペンスホラー映画です。

監督:石川淳一

3:『デューン 砂の惑星PART2』(2024年3月15日公開)

(C)2024 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved IMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.

2021年に公開された『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編。

前作で皇帝とハルコンネン家の陰謀で父を亡くし、一家が崩壊したアトレイデス家。しかし、後継者のポール(ティモシー・シャラメ)は立ち上がり、自分たちを裏切った皇帝とハルコンネン家への復讐&宇宙帝国統治を目指すのです。

PART1でポールの予知夢に登場していたチャニ(ゼンデイヤ)とのラブストーリーも加わって、前作より一層厚みのある物語に。映像も美しく大迫力! 砂嵐の中に立つティモシーはとても凛々しく美しい……けれど、突然現れる巨大な砂虫が気持ち悪くて。

アクション、人間ドラマ、ラブストーリーのバランスが絶妙なエンターテインメントの傑作。早くPART3が見たくなります。

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ

4:『四月になれば彼女は』(2024年3月22日公開)

(C)2024「四月になれば彼女は」製作委員会

川村元気の同名ベストセラー小説(文春文庫刊)を映画化した作品。

精神科医の藤代俊(佐藤健)のもとにかつての恋人・春(森七菜)から手紙が届く。それは世界各地から、たびたび届くようになります。同時に俊は婚約者の弥生(長澤まさみ)と結婚準備を進めていました。しかし、彼女は突然姿を消してしまうのです。

仲野太賀、竹野内豊、ともさかりえ、そしてドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS)で注目を集める河合優実などのスターキャストが、主人公がめぐるミステリアスな愛の行方をサポートしています。

米津玄師や宇多田ヒカルなどのミュージックビデオを手掛けてきた俊英・山田智和の長編映画デビュー作。世界各地の絶景が、3人の恋愛模様を盛り上げています。

監督:山田智和

5:『オッペンハイマー』(2024年3月29日公開)

(C)Universal Pictures. All Rights Reserved.

第96回アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞ほか7部門を受賞した話題作。

第二次世界大戦中、物理学者のオッペンハイマー(キリアン・マーフィー)は、原子爆弾の開発プロジェクトのメンバーに任命され、開発に成功。しかし、その原爆は大戦で日本に投下され、核兵器の威力に危機を感じたオッペンハイマー。彼はさらなる開発に異を唱えるようになるのです。

原爆で荒廃した日本の描写がないことが賛否両論を巻き起こしている問題作。しかし、本作の主役は原爆ではなくオッペンハイマー。広島、長崎に投下された原爆の脅威がオッペンハイマーをより苦しめていく。そこで原爆の怖さは十分に描かれていると個人的には思いました。

本作で主演男優賞を受賞したキリアン・マーフィーの名演にも注目!

監督:クリストファー・ノーラン
(文:斎藤 香(映画ガイド))

このニュースに関するつぶやき

  • 「オッペンハイマー」は複数鑑賞は決定なのです。初回でドルシネ版を鑑賞し、2回目がIMAX。
    • イイネ!3
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