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前回からの続き。最近のお話です。私はサナ。お付き合いをしていたタナカヨシトさんから最近、念願のプロポーズを受けて婚約に至りました。両家の顔合わせをすると、なんと私の姉・ハルカが大学時代にヨシトさんと同じバイト先だったようで私もびっくり。すると姉はヨシトさんの連絡先を強引に聞きだしたうえ、やたらと親しげなメッセージを送りつけてくるようになりました。ヨシトさんも戸惑っている様子で、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ヨシトさんに事情を聞いてから、数日後のこと。私はヨシトさんと一緒に実家を訪れました。「実は……お姉ちゃんのことで相談があって。お姉ちゃんとヨシトさんが知り合いなのはもう知ってるよね?」
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「実は僕、ミヤモトさん……いや、サナのお姉さんから呼び捨てされたのは、あれが初めてだったんです」「どういうこと……?」両親も戸惑っています。「顔合わせの日、『親族になるから』って連絡先を聞かれたんです。そしたら毎日のようにメッセージが届くようになって……」ヨシトさんはそう話しながらスマホの画面を開きました。姉から届いた数々のメッセージを目にして、両親の顔色はみるみるうちに変わっていきました。
![5-3](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1708460419-9befde40b1009ca4f162ad864e172eef-1200x1600.png)
「すみません。僕が止められたらよかったんですけど……」ヨシトさんが落ち込んだように言うと、父はすぐさまフォローの言葉を口にしました。「いやいや、ヨシトくんは悪くないよ。親族だと言われたら拒否するわけにもいかないよな。むしろうちのハルカが申し訳なかったよ」「なんでハルカはヨシトくんと2人きりで会おうとしてるの?」母も私たちの味方をしてくれて、少しほっとします。
![5-4](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1708460430-a1b297c6585af2984afa3fff0e8aec7d-1200x1600.png)
姉から何度もヨシトさんのスマホに届いていた、やたらと親しげなメッセージ。ヨシトさんと一緒に頭を悩ませていましたが、両親が気持ちを理解してくれたことでかなり救われた気持ちになりました。母から姉に連絡をしてくれるようなので、今は話し合いの日を待ちたいと思っています。モヤモヤする私たちの気持ちも理解してもらいたい……。懐かしい再会に舞い上がっている姉が冷静になって、ヨシトさんへの馴れ馴れしい言動をやめてくれることを祈っています。
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原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・マメ美 編集・井伊テレ子