【南海キャンペーンズ】20周年2度目の単独ライブで異例!2時間以上の“ネタ1本勝負” 「天才はあきらめた」の先へ

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2024年03月24日 19:38  ORICON NEWS

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南海キャンディーズ (C)ORICON NewS inc.
 お笑いコンビ・南海キャンディーズが、22日から24日の3日間にわたって、東京・本多劇場で3つの新企画ライブ『南海キャンペーンズ』を実施。最終日となる3日目は『南海キャンディーズの日〜南海キャンディーズ単独ライブ〜』と題して、2人そろって“2回目の単独ライブ”で魅了し、3日間の壮大な“キャンペーン”を締めくくった。

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 出囃子が鳴ると、会場から自然と手拍子が起こり、満を持して2人が登場し、いつものあいさつ。山里が「そうじゃないよ」のカツアゲを狙おうとするも、思ったような反応が得られなかったからか「ここは『そうじゃないよ』のところだと思ったけど…」と嘆いて、笑いを誘った。

 その後、これまでの2日間を振り返っていく中で、山里としずちゃんのかけあいも冴えわたる。2日目に行われた『山里亮太の日〜まんざいこわい〜』を回顧する際には、山里が「本当に夢のような時間を過ごさせてもらった。帰り道『これ言えばよかった』が、山ほどあったんだよね」と切り出すと、しずちゃんが「でも、けっこうよかったよ(笑)」と呼びかけ、しずちゃんが「やっぱり、私たちって、センターマイクが似合うよな?」と放つと、山里が「単独、20年やって2回目だよ?」とツッコミを入れるなど、コンビ関係の良さを感じさせるやり取りが続いた。

 単独ライブといえば、数本のネタと幕間のVTRなどで構成されるのがオーソドックスだが、山里が開始から30分過ぎたあたりで「きょうネタ1本なのよ。ずっとこのまま。今の南海キャンディーズ、ドキュメンタリーを見てもらう感じになりそう。理由はたったひとつ、まとまんなかった。じゃあ、今の思いをしゃべろうじゃないか」と打ち明けた。

 その宣言通りに「今の思い」を乗せた漫才を披露していった2人。2時間以上にわたってセンターマイクに立ちっ放しという、挑戦的なスタイルで爆笑をかっさらった。エンディングのあいさつにたったしずちゃんは「私は、山ちゃんが思っているようなモンスターやないんやで。きょうから、私は普通の女の子に戻ります」とニヤリ。山里がすかさず「違うキャンディーズ」とツッコミを入れると、会場から大きな笑いが起こった。

 しずちゃんが「普通の男の子と女の子やん。そんなうちらがただしゃべる漫才やったら、アカンの?」と提案すると、山里が「それは天才がやることであって。オレはそれにはなれなかったから。諦めて挑んだ道だから、自分の話を聞いてもらうっていうのはできない」としながらも、しずちゃんが「でも、きょうやってみて楽しくなかった?」。山里は「楽しかったですよ。みんなやさしいから、こういう漫才をやることが許されるのかって」と語ると、大きな拍手の後押しがあり、山里も「そういうのとは無縁だと思っていましたけど…」としながら「ちゃんとテレビとか賞レースを。まずはやっていきましょうよ」と締めくくった。

 当初は生配信のみとされていたが、3日間のアーカイブ配信も決定した。

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