長い付き合いの友人であっても、ひょんなことがきっかけで、一生仲直りできない関係になってしまうこともあるようだ。
愛知県の50代後半の女性（サービス・販売・外食／年収250万円）は、「高校3年から仲良くなった友人」と絶縁した約20年前を回想。結婚後も仲良くする仲だったが、絶縁したきっかけは、「彼女の旦那さんから内職の話」をもらったことだった。（文：長田コウ）
「旦那さんが彼女に何もかも話をしたことが原因だ」
友人の夫から内職の話をもらった女性は「家計の助けになる」と思い、事務所の説明会に参加した。しかし説明を聞くと難しい内容だったため、内職を辞退することに……。
そのことは友人の耳にも届いた。なぜなら会社が友人の夫に伝え、それが友人に伝わったからだ。すると、すぐさま女性に怒りがとんできた。
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「次の日に自宅まで押しかけてきて私に殴りかかってきました。その頃まだ結婚してましたので義母がびっくりし、出てきました。警察にも電話して来てもらうようにもしました」
という異常事態になった。友人は、夫が紹介した内職を女性が断ったことがよほど気に食わなかったのだろうか。口論は、内職の話だけでは終わらず、プライベートのことまで踏み込まれ、女性は「心に傷を負いました」と振り返った。
その後、女性は内職を断った会社に謝りに行った。紹介者である友人の夫の顔を立てるためだろうか。また、友人の夫には「彼女が殴り込みに来たことを電話で伝えて2度と連絡しないでほしい」と伝えたそう。最後に、こう心境を述べて結んだ。
「結局、旦那さんが彼女に何もかも話をしたことが原因だと思っています。今もそのときのことは一生忘れない出来事だと思っています」
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