“20歳大学生”市川團子、初の大阪登場 同世代へ『ヤマトタケル』アピール「身構えず、ありのままで観て」

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2024年03月25日 15:02  ORICON NEWS

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同世代にアピールした市川團子 (C)ORICON NewS inc.
 歌舞伎俳優の市川團子(20)、中村壱太郎(33)が25日、大阪市内で行われたスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』の取材会に出席した。

【全身ショット】凛とした立ち姿を見せる中村壱太郎&市川團子

 1986年に二世市川猿翁(当時・三代目市川猿之助)さんが生み出した、スーパー歌舞伎第1弾。日本神話の英雄ヤマトタケルの伝説を、大胆な構想のもと、独創的なドラマとして築き上げ、演劇界に新たなジャンルに打ち立てた。今年は東京・新橋演舞場に続き、5月6日〜19日に名古屋・御園座、6月8日〜23日に大阪松竹座とめぐり、二都市での上演は16年ぶり。また、御園座では初上演となる。

 名古屋と大阪では、團子が小碓命後にヤマトタケル/大碓命の二役で単独主演を務め、御園座・大阪松竹座とも初出演を果たす。壱太郎は、スーパー歌舞伎初出演で兄橘姫/弟橘姫の二役に挑む。

 團子は「演じれば演じるほど深い」と実感をにじませ、「自分もいつか、本当にいつかですけど、しっかり『天翔(あまが)ける心』こころというセリフを、最後の最後までしっかりと言える役者になりたい」と、祖父・猿翁さんに誓った。

 大阪松竹座は猿翁さんにとっても思い入れの深かった劇場で、團子は当時の会報誌を読んで、「音響が素晴らしいと祖父は書いていた。自分も初めて今回ありがたいことに立たせていただく。楽しみです」と気合をにじませた。

 そして、壱太郎が「学ぶ人に観てほしい。團子も学生ですけど(笑)」と向けると、團子は柔和な笑み。壱太郎と思いは同じで、團子は「人間の普遍性がすべてつまっている作品。自分はいま大学生だけど、思うことがある」とし、「同じ世代の方なら、自分の人生にあったような出来事が必ずある作品。どんな世代でもわかりやすく観られるので、身構えず、自分のありのままで観てほしい」と呼びかけた。

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  • お顔つきが、祖母の浜木綿子さんに似てますね。
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