森山未來、佐藤隆太との本格共演に感慨「同時期にデビューしたときからのつながり」

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2024年03月25日 16:38  ORICON NEWS

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佐藤隆太との共演に感慨を口にした森山未來 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の森山未來が25日、都内で行われたNHKスペシャル『シリーズ未解決事件 File.10 下山事件』(30日放送 総合 後7:30)の記者会見に出席した。

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 シリーズ未解決事件の第10弾となる今回は、戦後日本の“占領期最大の謎”と呼ばれる未解決事件「下山事件」を特集。取材班は数百ページに渡る“極秘資料”を入手し、事件の知られざる姿に迫る。

 1949年7月、国鉄職員10万人の解雇に関して労組と交渉中、忽然(こつぜん)と姿を消した下山定則国鉄総裁が、その後、無残な轢死体で発見されるも、その後自殺か、他殺かで大論争が起こり、その謎を誰も解けないまま迷宮入りした下山事件。番組は、ドラマとドキュメンタリーの2本立てで構成される。

 ドラマパートで東京地検の主任検事として捜査を指揮することとなる布施健を演じる森山は、本作の見どころを問われると「下山事件のことを知らなくても松本清張、手塚治虫、浦沢直樹を知っている人はたくさんいると思います。その人達がこんなにも惹きつけられ、自分の作品にしたくなってしまう基の出来事が下山事件になる。もちろん事実をベースに作っていますが、そもそもの物語・構造としてワクワク、ドキドキするものになっている。いろんな思いや考えを持ちながら見ることもアリだと思うし、そういうものがなくとも惹きつけられていく。そんな作品になっていると思うので、一回見てみてください」と熱弁した。

 朝日新聞の記者・矢田喜美雄を演じる佐藤隆太とは「同時期にデビューしたときからのつながり。多少の仕事がたまにあった程度で、こんなにガッツリ芝居をしたことが25年くらいなかった」といい、今回の本格共演について「完成した映像で見ても不思議な気持ちを感じた」と感慨深げな表情を浮かべた。
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