すでにパリ五輪の出場権を獲得しているU-23ウクライナ代表と対戦したU−23日本代表は、後半開始早々にセットプレーから佐藤恵允が先制点を決めると、76分には田中聡が追加点を奪い、2−0で勝利。パリ五輪最終予選前、最後の国際親善試合で弾みをつける結果をつかみ取った。
試合後、フラッシュインタビューに登場した大岩監督は、「この大雨の中、スタジアムに来ていただいてありがとうございました」と北九州スタジアムに駆けつけたサポーターへ感謝を述べ、「1試合目があっての2試合目だったので、選手たちの反応に収穫があったと思います」と、22日に1−3で敗れたU-23マリ代表戦を踏まえて手応えを口にした。
そして、具体的な収穫のポイントについては、「我々のセットプレーの強みが出ましたし、前線からのアグレッシブな守備、自分たちでしっかり（ボールを）保持するところ」と語り、「1戦目を踏まえて2戦目はよく出来たと思います」と選手たちを評価した。
国際親善試合の2連戦で最終調整を終えたU−23日本代表は、4月にパリ五輪の出場権を争う『AFC U23アジアカップカタール2024』へ臨む。大岩監督は「皆さんに応援していただいて、しっかり準備をして最終予選を戦ってきます。ぜひ応援してください。よろしくお願いします」と意気込みを語った。
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