家族旅行の計画を小学生の娘さんに全部やらせてみた、という「餅の子の母@S2027」さん（@mochinokonohaha）のX投稿が注目されています。
「娘がどっか旅行へ行きたいというので夫と相談して娘に10万あげるから交通費、宿泊費、食費など全部込みで一泊二日3名のアレンジをお願いした。言われた通り予約するから決まったら教えて、と伝えたらいろんなものを駆使して調べ、うまいこと計画してくれた。
これはなかな面白い。
定期的にやろう」
「とても良い社会勉強だ！」「我が家もやらせてみよう」「自分で立てたプランというのが楽しさを倍増させそう」「これ、うちも夏休みの自由研究としてやりました」など、多くの人からポジティブな反応が寄せられたこのプランについて、投稿した餅の子の母@S2027さんに聞きました。
—娘さんは何歳ですか？
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「9歳で、この春に小学4年生になります」
—どんな旅行計画になったのでしょう。
「1日目は朝7時半に起床して出発。途中、サービスエリアで朝ごはんを食べます。目的地は栃木県にある『モビリティリゾートもてぎ』で、存分に遊んだ後は、TikTokerが紹介していたホテルに泊まります」
「2日目は茨城県の霞ヶ浦総合公園で遊んだり、いちご狩りを楽しんだりして夕方17時半に帰宅、というプランを立ててくれました」
—いいですね！もう行かれたのですか？
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「いえ、今年の6月に行く予定です。ホテルの部屋はかなりおすすめで、ホテルでのんびりできるようにしたと娘に言われているので楽しみです」
—娘さんに計画を任せてみていかがでしたか。
「今回の旅行計画には約1カ月半を要しており、繰り返し両親と壁打ちをしながら進めてきました。まずはよくぞ粘り強く完遂したな、と思っています」
「最初はUSJで豪遊しようとしていましたが予算と合わず、次は箱根を考えましたが娘本人がそこまで楽しめない（箱根に失礼ですが）と判断し、関東で子どもも大人も楽しめる施設に狙いを定めて検索し直していました。10万円って意外と少ないぞ、と思ったようです」
—成長や変化も？
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「最終プレゼンを通すために子どもに寄せすぎないプラン（ホテルの部屋が良い、ご飯が美味しい、帰りにいちご狩りもできる！）を考えてきたことは彼女の成長を感じました。限られた時間とお金を最大限に使い、参加者全員の心地よいところを探ることに最初こそ苦戦していましたが（特に交通手段の比較）、インターネットや親を使い倒して、『これいいじゃん！』『この方法もある！』と発見することに喜びを覚えていた様子でした」
「地理を社会で習い始めたばかりですが、知ってる知識を総動員している様子も微笑ましく、今回の経験が今後の人生の血肉となってほしいと親として考えています」
親も子も、どちらにとっても収穫の多いイベントになったようです。…まだ行ってもいないのに！（笑）
（まいどなニュース・黒川 裕生）
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