研ナオコ、“同期”八代亜紀さんとの別れに涙 1歳下の高見沢俊彦と決意新た「八代さんの分までがんばらないと」

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2024年03月26日 16:02  ORICON NEWS

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『八代亜紀 お別れの会 〜ありがとう…これからも〜』囲み取材に参加した(左から)高見沢俊彦、研ナオコ (C)ORICON NewS inc.
 歌手でタレントの研ナオコ(70)、ロックバンド・THE ALFEEの高見沢俊彦(69)が26日、東京・蒲田の片柳アリーナで行われた八代亜紀さん(享年73)のお別れ会『八代亜紀 お別れの会 〜ありがとう・・・これからも〜』に参加。報道陣の取材で現在の心境を伝えた。

【写真】華やか!八代亜紀さんが実際のコンサートで使用していた衣装たち

 ステージへの復帰を熱望していたという八代さんの遺志を汲み、この日のお別れ会はコンサート形式。会場には八代さんの歌声が響き、AI音声合成技術で新たに生成されたナレーションも放送された。

 八代さんと同じく1971年にデビューした研は、「デビューが同じだったので、思い出がいっぱい」としみじみ語りながら、「きょうは明るい曲が流れてつらい」と悲痛な胸中を吐露した。

 高見沢は2018年に、八代さんの故郷・熊本県の住民をはじめ、多くの人々に勇気を与えたいという思いのもとで制作された楽曲「だいじょうぶ」に作曲で参加。「僕のソロコンサートに来てくださったこともあるんです。意外にメタル好きでもあり、音楽の幅が広い方でした」と振り返った。

 AI音声でのナレーションについて、高見沢が「最後の『バイバイ!』がちょっと…沁みました。でも、八代さんの歌はみなさんの心の中にずっと生き続けていくものだなと改めて思いました」と伝えると、研も「お別れ会をやっていただいたことで、やっと自分の中で『もう八代さんとは会えないんだな』と思えた。…泣いたよぉ」と気丈に笑顔を見せた。

 そして高見沢から「ナオコさん元気でいてくださいよ」と背中を押されると、研は「1歳しか違わないんだから!」と笑いながら「お互いに元気で、八代さんの分までがんばらないとね」と呼びかけた。

 最後に研は八代さんへ「さみしいですが、いろいろとご苦労されてがんばってこられた方なので、『お疲れ様です』と」と伝え、「上で歌って、絵を描かれているんじゃないかなと思う。また会いましょう」とメッセージを送った。

 八代さんは1971年にデビューし、「なみだ恋」「愛の終着駅」「もう一度逢いたい」「舟唄」など数々のヒット曲を世に送り出し、80年に「雨の慕情」で『第22回日本レコード大賞』を受賞。『NHK紅白歌合戦』には計23回出場し、2年連続大トリを含むトリ3回を務めた。

 所属事務所・ミリオン企画によると、八代さんは2023年9月に膠原病の一種であり指定難病である抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎と急速進行性間質性肺炎を発症し、療養を続けていたが、昨年12月30日に永眠。葬儀は八代さんの強い遺志によりスタッフのみで1月8日に執り行ったという。


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  • この人は死ぬまで色気があったよね。大人の色気が…
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