アーノルド・シュワルツェネッガー(76)、ペースメーカーを埋め込んだと告白「もっと機械らしくなるように」

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2024年03月27日 08:30  Techinsight Japan

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心臓にペースメーカーを埋め込んだことを明かしたアーノルド・シュワルツェネッガー。手術後は順調に回復しているという
アーノルド・シュワルツェネッガー(76)が、心臓にペースメーカーを埋め込んだことを告白した。アーノルドは先天性大動脈弁を患っており、過去に3回の開胸手術を受けたことがある。現在は順調に回復しているそうで、手術の4日後には大規模なイベントに出演したとも明かした。

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映画『ターミネーター』シリーズでサイボーグを演じたアーノルド・シュワルツェネッガーが、同作のキャラクターさながらに機械を身体の一部に埋め込んだことを明かした。

アーノルドは現地時間25日に配信した自身のポッドキャスト番組『Arnold’s Pump Club』で、心臓にペースメーカーを埋め込んだと伝えたのだ。ペースメーカーは心臓が上手く働かない人の身体に埋め込むことで、人工的に心臓を動かす機械だ。

番組で、アーノルドは「個人的なニュースがある。先週の月曜日、もう少し機械らしくなるようにペースメーカーの手術を受けた」とジョーク交じり話すと、こう続けた。

「言っておくが、このことをみんなに話すのは、私が育ったオーストリアの教育に反するものだ。そこでは決して、誰も医療問題について話さなかった。医療に関することは、すべて自分の胸にしまっておくものだった。」

アーノルドは生まれつき全身に血液を送り出す左心室の出口が狭い“先天性大動脈弁”を患っており、これまでに3回の開胸手術を受けている。

1997年に先天性大動脈弁を交換するため待機的心臓手術を受け、2018年3月には米ロサンゼルスで新たな肺動脈弁を挿入。2020年には米オハイオ州クリーブランドで新たな大動脈弁に交換する手術を受けた。

そんなアーノルドのもとには、同じ症状を持つ人々から、手術に立ち向かう勇気と希望を与えられたという多くのメッセージが届いたという。

そのことがペースメーカーを埋め込んだことを公表するきっかけになったようで、「自分の秘密主義的な本能に逆らって、明らかにすることが人々の助けになると分かったんだ」と説明した。

アーノルドは今月18日にペースメーカーの手術を受けたが、順調に回復しているそうで、22日には友人でフィットネス活動家仲間である女優ジェーン・フォンダとともに、大規模な環境イベントに参加したことを明かした。

「ところで、運動が老化を遅らせる唯一の魔法の薬だという話になったら、ジェーンを見るがいい。彼女は私より10歳年上で、今年87歳になるんだ!」


そして手術について、こう話している。

「私が週明けに手術を受けたとは、誰も思わなかっただろう。クリーブランド・クリニックのチーム全員に感謝したい。医師や看護師もみんな、私のために素晴らしいケアをしてくれて、手術もできるだけ痛みを感じないようにしてくれた。」

アーノルドによると、以前の手術の瘢痕(はんこん)組織によって心拍が不規則になっていたため、医師達から手術に踏み切った方がいいとアドバイスされたという。数年間そのような状態が続いたことから、少なくとも年に1回は精密検査を受けて心臓の状態を確認していたそうだ。


最後にアーノルドは、「それが遺伝的な心臓の問題を抱えた人生だ。だが今後、私が不平不満を言うのを聞くことはないだろう」と強い意志を伝えた。

画像2〜4枚目は『Elex Michaelson X「Long-time friends @Schwarzenegger & @Janefonda join forces.」』『Arnold Sports Festival UK Instagram「@schwarzenegger @philheath & @hanyrambod got their pump on this morning at the @panattaofficial gym」』『Arnold X「Thanks to the team at the Cleveland Clinic,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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