ダイソーで330円の「手になじむワイヤレスマウス」を試す 名前通りの持ちやすさは“お値段以上”だが難点も

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2024年03月27日 17:21  ITmedia PC USER

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手になじむワイヤレスマウスのパッケージ

 最近、いわゆる「100円ショップ」でスマートフォンやPCを便利に使えるアクセサリー類がよく販売されている。その“実力”はいかほどのものか……?


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 今回はダイソーで330円(税込み)で販売されている「手になじむワイヤレスマウス」を試してみよう。先日レビューした550円の「充電式ワイヤレスマウス」とどう違うのか……?


●おことわり


 本記事に掲載されている商品は、全ての店舗で販売されているとは限りません。また、全ての携帯電話/タブレット/PCでの動作を保証するものではありません。


●主な仕様をチェック!


 本マウスのサイズは約65(幅)×117(奥行き)×45(高さ)mmとなる。手を置くと母指球がしっかりとマウス本体に付く、山なり形状だ。中央にはクリック可能なホイールとDPI変更ボタンがある。先日レビューした充電式ワイヤレスマウスと同様、DPIは1000/1200/1600DPIの3段階で切り替えられる。


 本製品は充電池(バッテリー)が内蔵されていないため、利用するには単4型電池を2本用意する必要がある(別売)。乾電池を入れるのは簡単なのだが、取り出すのが若干難しい。というのも、乾電池を入れると電池ぶたを取り外しづらくなるのだ。筆者の場合、ピンセットを使ってようやく空けることができた。これは「価格相応」ということなのだろうか……?


 本体の裏面にはUSBドングルの収納スペースが用意されており、購入時はここにドングルが収納されている。ドングルをPCに差し込み、マウスに乾電池を入れて電源を入れれば利用可能だ。Bluetoothのようなペアリング(ひも付け)操作は不要だ。


●使ってみてどう?


 実際に使ってみての感想だが、裏面のソールは4点あり、しっかりと滑る。「手になじむ」という名前の通り、持ちやすいし動かしやすいことも魅力だ。乾電池を交換する手間をどう考えるか次第だが、330円という価格を考えれば十分すぎる快適性を備えている。


 本体の質感は価格相応といった感じだが、ブラックということもあり汚れも目立たない。拭き掃除もしやすいので、これはこれで“アリ”だ。


 「出先でマウスを使いたいのに忘れてきた」という際に、ピンチヒッターとして買うのもアリだが、自宅やオフィスで常用するマウスとしてもバッチリ使える。


DPI設定はキチッとしている


 本マウスには、DPIの切り替え機能が用意されている。「本当に仕様通りに動くのか?」という疑問を持つ人もいると思うので、GitHubで配布されているテストツール「MouseTester」でトラッキング性能を確かめてみた。


 先述の通り、このマウスは1000/1200/1600DPIの3種類を切り替えられるが、いずれもきちんと仕様通りに動作することが確認できた。330円という価格を考えると、性能は良好といえるだろう。


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