【フリースタイル日本統一】呂布カルマ率いるチーム東海が逆転優勝　FORKとの大将戦制し万感「やっぱ俺は“やる時やれる奴だな”って」

　ABEMAでラップバトル番組『フリースタイル日本統一』#22が、26日に放送された（深2：05）。

【動画】まさに名勝負！呂布カルマ対輪入道がバチバチ

　同番組は、番組をオーガナイズするZeebra、青山テルマ、関口メンディーをMCに迎え、地元を背負った3人1組のラッパーたち全16チームが、天下統一を目指してフリースタイルバトルを繰り広げる新たなラップバトル番組。地域ごとに分かれたチーム戦で行われるバトルでは、勝ったチームが負けたチームから1人を吸収し、勢力を拡大していくことが可能。勝ち抜き戦でのトーナメントを勝ち上がり、最終的に日本統一を果たしたチームには優勝賞金100万円が贈られる。

　26日（火）の放送回では、“日本統一”をかけた激闘がついに決着。“チーム神奈川”vs“チーム東海”の決勝戦は9thラウンドを迎えたところで、FORK、SANTAWORLDVIEW、輪入道の3人が残る“チーム神奈川”に対し、“チーム東海”は呂布カルマのみ。“東海”最後の砦となる呂布が、“チーム神奈川”の強敵3人に立ち向かった。

　前回、3連勝中だった歩歩の勢いを止め、続けて今大会無敗だった泰斗a.k.a.裂固をも撃破した輪入道。本放送では、そんな輪入道と“東海”大将にしてチーム最後のひとり、呂布のバトルからスタートした。互いへのリスペクトを感じさせる巧みなやり合いにとなった2人の戦いは、審査員票3対2で呂布が勝利。呂布は「輪入道をバトルで一番リスペクトしてます。ここで倒せて本当に良かった」と安堵しながらも、「こうなったら俺強いっすよ」と堂々宣言。強気な態度で会場を沸かせた呂布は、続いてSANTAWORLDVIEWに完勝し、SANTAWORLDVIEWは「やっぱり経験の差というか、百戦錬磨だなと思いました」と呂布を称えた。

　いよいよ“チーム神奈川”の大将・FORKが決戦の舞台へ。呂布が「おい来てくれや」との呼び込むと、「誰に向かってモノ言ってんだよ」と答えたFORK。早くも火花散る2人の様子に、会場のボルテージも最高潮となった。硬い韻をこれでもかというほど重ねていく押韻特化のFORKと、感情を乗せた強烈なパンチラインを次々に吐き出す呂布の玄人同士の最終バトルは、MC、審査員、チームメイト、観客と、会場全員を圧倒するハイレベルな戦いとなった。

　最終結果は、審査員票4対1で、呂布が勝利し、“チーム東海”の優勝が決定。見事チームを“日本統一”に導いた呂布は「今までで一番うれしいですね」「1回戦出る幕なくて、2回戦、3回戦と良いところがなかった。みんながつないでくれてチャンスもらって、ちゃんと返せた」と仲間への感謝を込めると、「知ってたっすけど、やっぱ俺は“やる時やれる奴だな”っていうのを改めて実感しました」とコメントした。

　番組の最後には“チーム東海”によるウイニングサイファーを実施し、興奮さめやらぬ中“日本統一”をかけた戦いは幕を閉じた。

　4月2日深夜放送の#24では、MCが選ぶベストバウトを一挙公開。全80試合の中から選ばれた名シーンを送る。