ヤングスキニー、『超十代FES』で10代に激アツメッセージ「自分が楽しければいい」　友だちを増やす秘訣も

　4人組バンド・ヤングスキニーが28日、都内で行われた『超十代-ULTRA TEENS FES-2024 TOKYO』に出演した。

【写真】ヤングスキニーのボーカルを務めるかやゆー

　10代から圧倒的な支持を集めるヤングスキニー。この日もバツグンのパフォーマンスで魅了した。かやゆーは「最近は特にワンマンツアーで回ってるんですけど、やっぱりライブハウスは自分たちだけのお客さんしか来ない。そんな会場でいつもやらせていただいてるんですけど、きょうはバンド以外のお客さんもいっぱいいる中だったので、すごく新鮮な気持ちでライブはやれたと思います」と振り返る。しおんは「前にランウェイがあった。僕、ドラマーなんで行きたかったけど行けなくて…。なんか、うらやましいなと思いながら見てました」と笑わせた。

　ゴンザレスは「お客さんも若くて、共演者の方も若くて、学生時代を思い返しました」としみじみ。すると、かやゆーが「こんなハッピーな学生時代を送ってなかったでしょ？」とツッコミを入れ、ゴンザレスは「陰キャなんで、1人ぼっち。すごい幸せに感じました」と返して笑わせた。

　この春に挑戦したいファッションについては「下駄を履いてるんですけど、12月に北海道に行った時にさすがに寒すぎて…。そこから普通の靴に戻ってたんで、そろそろ暖かくなってくると思うんで、また下駄のファッションに挑戦したいなと思ってます」と語った。

　また、春にスタートさせたいことを問われるとゴンザレスは「小学生みたいですけど、友だちをたくさん作りたいな、と。ここ2人（かやゆーとしおん）とか特に友だちが多くて。バンドマン同士で、なんかうらましいな、と。ちょっとコミュ障な部分もあるんですけど今年は頑張れたらな」とイメージ。りょうとは「僕はバンドメンバーの中で唯一免許持ってない。今年はちょっと頑張ってゲットしようかなと」と意気込んだ。すると、かやゆーから「取れなかったらどうする？取れなかったら活動休止。活動休止して取ってきて。俺ら3人で頑張るから」とプレッシャーを掛けられ、りょうとは「そっちの方が優先されるんだ！」と苦笑いだった。

　最後は10代に向けてメッセージ。りょうとは「学校も自分の趣味も両立して楽しんでください！」と呼びかけ。かやゆーは「10代は学生の皆さんがほとんどだと思う。学校に通ってると、先生とかにいろいろ言われますけど、学校に通ってる時に『こんな勉強なんの役に立つんだよ』って思いますけど、大人になっても本当に何の役に立つかわかんないし、自分が好きなことを好きなようにやってるのが1番。いい仕事についたから、いい人になるわけじゃない。あんまり稼げない仕事だからって悪い人になるわけじゃない。どういう人になったって、1番自分が楽しければいいのかなって思います」と熱い言葉を送った。

　しおんは「嫌なことだったり、苦手なことだったりあると思う。でも、楽しいこともたくさんあったりする。全部、本気で取り組んだら、それがいつか大人になった時に経験として役に立つ。本気で何事も取り組んでみてください。応援してます」と発信。最後はゴンザレスが「ぜひ友だちを、たくさん作って幸せな学生ライフを。4月、5月が勝負なので！」と経験を交えて“友だちのススメ”を説いていた。

　同イベントは、今年で9年目。十代のやってみたい・見てみたい・触れてみたいを実現させる体験型ティーンズフェスとなっている。