ヨルゴス・ランティモス監督×エマ・ストーン、3度目のタッグ『憐れみの3章』公開決定

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2024年03月29日 09:18  ORICON NEWS

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ヨルゴス・ランティモス監督×エマ・ストーンが3度目のタッグ、新作映画『憐れみの3章』2024年公開決定 (C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
 「第96回アカデミー賞」で4部門を制したほか、賞レースを賑わせた映画『哀れなるものたち』(2023年)のヨルゴス・ランティモス監督と出演したエマ・ストーン、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーが再集結した新作映画『KINDS OF KINDNESS』(原題)が、『憐れみの3章』の邦題で年内に公開されることが決定した。再び世界の度肝を抜く問題作となりそうな予告編も解禁となった。

【動画】『憐れみの3章』問題作となる予感満載の予告編

 映画界に未知なる衝撃を送り続けるヨルゴス・ランティモス監督と、俳優としての才能を遺憾なく発揮し続けるエマ・ストーンは、『女王陛下のお気に入り』(18年)、『哀れなるものたち』に続いて3度目のタッグとなる。

 本作には、『哀れなるものたち』とともに賞レースで熱戦を繰り広げた『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(23年)や、その年の数々の賞を席巻した『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(21年)をはじめとする話題作に多数出演するジェシー・プレモンス、『ザ・ホエール』(23年)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたホン・チャウ、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(22年)や『マイ・エレメント』(23年※声の出演)など多数の大作で活躍するママドゥ・アティエ、さらにドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』(19年)、映画『ハンガー・ゲーム0』(23年)で注目を浴びた新鋭ハンター・シェイファーといった魅力的な俳優たちも出演。

 共同脚本は、『籠の中の乙女』(09年)、『ロブスター』(15年)、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(17年)のエフティミス・フィリップとのタッグで、ランティモス監督ならではのユーモラスでありながらも時に不穏で予想不可能な、独創的世界を描き出す。

 解禁となった予告編では、ランティモス監督による鮮烈で独特な物語の中で存在感を放つキャスト陣が次々に映し出されていく。異常なスピードを出すビビッドカラーのスポーツカーや、廊下を引きずられていく脱力した女性は、未体験かつ高濃度のランティモスワールド到来を予感させる。

 本作はストーリーもキャスト陣が演じる役柄もすべてが異なる三部作で構成されており、信念、強制、そして支配が日常である強烈な物語が息つく間もなく展開される。映画史に確かな痕跡を残し続けるランティモス監督が新たに描き出すのは、喜劇か、それとも──。


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