31日、KinKi Kids・堂本剛がスマイルアップ(旧:ジャニーズ事務所)を退所し、独立する。人気デュオは大きな転換期を迎える。剛が新たな道に進む中、相方・堂本光一の進退も気になるところ。
光一は事務所と話し合いを重ねていて…。
【関連記事】堂本剛だけじゃない、旧ジャニーズ“結婚ドミノ”の可能性 「3人のゴールイン候補」を関係者が予想
■衝撃を与えた剛の独立発表
キンキは1997年にデビュー。剛と光一の2人で目立ったトラブルもなく、2022年にデビュー25周年を迎えた。今年1月には、剛がももいろクローバーZ・百田夏菜子との結婚を発表し、祝福ムードに包まれた。
|
|
その1ヶ月後の2月22日、剛が3月末で独立することを発表したのだ。デュオに関しては、2人共解散は考えておらず、今後もキンキとしての活動を続けていくことを明かしている。
関連記事:堂本剛退所発表の裏で、堂本光一には「残留」報道も… 4月から“最後の仕事”でハードスケジュール
■『SHOCK』のラスト公演に注力か
剛の独立発表以降、光一の進退も注視されている。ある芸能事務所関係者は、2024年は光一にとって重要な年だと話す。
「今年1月、光一さんが演出・主演を務めるミュージカル『Endless SHOCK』が今年で終幕すると発表されました。最後の公演とあって、4〜5月と11月は東京・帝国劇場、7〜8月は大阪、9月に博多と1年かけて公演を行います。当面『SHOCK』の公演に集中していくでしょう。ただ、事務所とは契約に関する話し合いを重ねているそうです」(芸能事務所関係者)。
|
|
現在、光一は「葛藤」を抱えているようだ。
関連記事:堂本剛、百田夏菜子と結婚の裏で燻る「退所説」の行方 新しい形で活動する可能性も…
■「キンキの名前使えない」問題に葛藤
3月10日、光一は中居正広のバラエティ番組『だれかtoなかい』(フジテレビ系)に出演。その際、中居から「光一も(事務所を)出たらKinKi Kidsはできるの?」と聞かれ、「名前は権利の問題があって使えないです」と告白したのだ。
事務所との話し合いでも、こうした権利関係が主要なテーマの一つになっているようだ。「これまで、キンキは著名な作曲家、作詞家が手がけた楽曲を歌ってきました。剛さんも、光一さんもそうした曲に強い思い入れがあるはず。仮に、キンキの名前が使えなくなったとしても、キンキ時代の楽曲が歌えるようにしたいと考えているのではないでしょうか」(前出・芸能事務所関係者)。
|
|
関連記事:KinKi Kids、ジャニー喜多川氏「ゆかりの曲」がNGの可能性 堂本光一は静かな怒りを…
■旧ジャニーズとの“緊張関係”
『だれかtoなかい』では、事務所の内情について赤裸々に語る姿が印象的だった光一。前出の芸能事務所関係者は、こんな懸念を口にする。
「過去に、光一さんは事務所の体制を批判する言動が見受けられました。今後、納得いく結論が出なければ、スマイルアップから完全に独立して、剛さんと新たなグループ名で活動することも考えられます。ただ、事務所側はそうした事態は避けたいはず。双方余談を許さない“緊張関係”にあると言えます」(前出・芸能事務所関係者)。
4月1日から、所属タレントのマネージメントを担う「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテインメント)」が稼働し、再スタートを切る。そんな中、光一はどんな決断を下すのか──。
関連記事:堂本光一、交際報道の裏で囁かれる評判 現場での「ある行動」に関係者も驚き
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
現在は、『不適切にもほどがある!』(TBS系)の展開を注視する日々。
・合わせて読みたい→KinKi Kids、ジャニー喜多川氏「ゆかりの曲」がNGの可能性 堂本光一は静かな怒りを…
(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)