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映画「アダムス・ファミリー」シリーズのウェンズデー役や、「バッファロー'66」(1998年)などで知られる米俳優クリスティーナ・リッチが3月25日に配信されたシャナン・ドハーティーのポッドキャスト「Let's Be Clear」に出演。第一子が生まれ仕事に復帰したころ、当時の夫が全く子育てを手伝ってくれずワンオペで全てこなしていた経験を語り、女性たちから共感するコメントが殺到しています。
●ワンオペ育児で“寝かしつけ”はできず
クリスティーナは番組内で、長男のフレディが生後2カ月だったときに仕事へ復帰しなければならず、ちゃんと“寝かしつけ”が一度もできなかったと述べました。その理由は「当時の夫は何も手伝ってくれず、私は夜やらなければならいことを全てやって、起きて14時間カメラの前で仕事をしなければならなかった」からだと説明。
「だから私ができる唯一の方法は、彼(息子)と一緒に寝ることだった。彼が好きなときにいつでも母乳を与え、一緒に寝る。翌日仕事へ行くため十分な睡眠をとるためには、一緒のベッドに寝る必要があった」と述べました。
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この時期に1人で寝られるよう適切なトレーニングができなかったことは、「いいことではない」と反省の弁を述べたクリスティーナ。そして、「基本的に全部1人でやってたから大変だった。でもそれを乗り越えて、前に進むんだっていつも自分に言い聞かせてる。これは一時的なもの、一時的なものって」とハードな日々をどうやって乗り越えてきたかを語っています。
クリスティーナは2022年に、当時8歳だったフレディとはまだ一緒にベッドで寝ている一方で、9カ月の長女クレオパトラはすでに寝かしつけに成功し1人で寝られると述べており、もう乳幼児ではないフレディと一緒に寝ることについて一部からは批判も寄せられていました。
●夫は妻を“助ける”もの? クリスティーナの体験談に寄せられた共感と反省、批判
このクリスティーナの発言に、一般の女性たちから共感するコメントが殺到。「それって普通じゃない(笑)?」「まあね。私だって7年間ずーっとワンオペだよ」「オーマイゴット! 私たちみんなそうだよ。しっかりして」「“数千年続く女たちの戦いクラブ”へようこそ」「残念ながら、私たちのほとんどは全く助けてくれないパートナーを持ってるもの」など、自分たちもクリスティーナと同じようにワンオペで全てこなしているという母親たちからのあきらめと皮肉に満ちた言葉が並びました。
一部からは「ほとんどの父親はそうじゃないよ」と否定するコメントも書き込まれ、それに対しては「ワンオペが普通であるべきじゃないよね。こんなのいいことじゃない」と、“普通”として扱うべきではないが現実に起こっていることといった返信が寄せられています。
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また、クリスティーナが“Help”という言葉を使ったことに対し、「助けてくれなかった? つまり父親としての義務を果たさなかったって言いたいの? 子育ては好意でやるんじゃない、責任だよ」と厳しく指摘する声もありました。
●元夫からのDVを告発 俳優として再ブレイク中
クリスティーナは2013年にプロデューサーのジェームズ・ヒアーデゲンと婚約・結婚。2014年に第一子フレディが誕生し、2020年7月に離婚を申請しました。そして2021年1月にはジェームズからのDV被害を理由に接近禁止命令を申請しています。
同年8月に、クリスティーナは妊娠を発表。10月にヘアスタイリストのマーク・ハンプトンと再婚し、12月に第二子クレオパトラが誕生しました。マークとは協力し合って子育てをしている様子をSNSなどでたびたびシェアしており、現在はとても幸せな家庭を築いているようです。
また俳優としても、2022年には子役時代の代表作「アダムス・ファミリー」と同じ原作に基づいたNetflixのドラマシリーズ「ウェンズデー」に出演して大きな話題に。出演ドラマ「イエロージャケッツ」でもアワードノミネートを受け、子役ではなく大人の俳優として新たな存在感を発揮しています。
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