【写真】明日の『虎に翼』場面カット 寅子(伊藤沙莉)は母・はる(石田ゆり子)の説得を決意
連続テレビ小説第110作となる本作は、女性で日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんを主人公のモデルにした作品。主人公・猪爪寅子を伊藤が演じる。
大学に通う下宿人・優三(仲野太賀)の弁当を届けに行った寅子は、法学教授の穂高(小林薫)と臨時講師の裁判官・桂場(松山ケンイチ)と出会う。法律に強い関心を持つ寅子に「明律大学女子部法科」へ来いと言う穂高。そこは、女性も弁護士になれる時代が来ることを見越して作られた法律の学校だった。
希望を見出した寅子は父・直言(岡部たかし)に女子部法科への進学を相談。直言は妻のはる(石田ゆり子)を説得するというものの、いざ彼女を目の前にすると、寅子が進学を希望していることを切り出せない。直言の煮え切らない態度にもどかしさを感じた寅子は直接、母・はるを説得しようとするが、そこに待ったをかけたのが、兄・直道(上川周作)の婚約者で親友の花江だった。
結婚を前にした花江は、はるの機嫌をとることに一番気を遣っていることを告げる。そして自分が直道に一目惚れをしたことや寅子を通じて彼と仲良くなり、見合いの話が進むまでひたすら待ち続けて婚約へと至ったと説明。そんな花江は寅子に「どうしても欲しいものがあるならば“したたか”にいきなさい」と忠告。続けて「私のためにもトラちゃんのためにも、今はお義母様のご機嫌をとる」と付け加え「どんな道でも女が好きな方へ行くのは大変なのよ」と語るのだった。
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