ポール・スミスが「ピッティ・イマージネ・ウオモ」に参加、31年ぶりにコレクションを発表

　「ポール・スミス（Paul Smith）」が、6月11日にイタリア・フィレンツェで年2回開催されるメンズウェア見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ（Pitti Immagine Uomo）」で2025年春夏メンズコレクションを発表する。ポール・スミスとしてのピッティへの参加は、1993年に初めて参加して以来31年ぶりとなる。

　今年で第106回を迎える同イベントは、イタリア・フィレンツェで年2回開催されるバイヤーを対象にしたメンズウェアの見本市で、1972年の初開催から現在まで多くのメンズブランドがコレクションを発表する場となっている。
　ポール・スミスは、1970年に創業。以降、メンズコレクションではスーツを中心に、フォーマルウェアの既成概念に遊び心のあるアプローチを取り入れたテーラリングで製作を続けてきた。31年ぶりの参加となる同イベントでは、ピッティのクラフト、品質、普遍的なデザインを尊重する歴史に敬意を表し、ファッション界の最高峰を表現する場に相応するような世界中から一流デザイナーを集めたコレクションを発表するという。