葵わかな&玉木宏が親子役! NHK BS時代劇『おいち不思議がたり』制作決定

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2024年04月06日 07:10  クランクイン!

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BS時代劇『おいち不思議がたり』でヒロインを演じる葵わかな
 葵わかなと玉木宏が親子役で共演するBS時代劇『おいち不思議がたり』が、NHKにて制作されることが決まった、NHK BSとNHK BSプレミアム4Kにて9月に放送される予定。

【写真】おいち(葵わかな)に影響を与える医者・松庵役の玉木宏

 あさのあつこの小説「おいち不思議がたり」シリーズを実写化する本作は、犯人の意外性を味わえる推理時代劇でありつつ、悩みながらも自らの力で道を切り開いていく、おいちの青春成長物語。

 江戸・深川の長屋で医者になりたいと夢見て父である医者・松庵を手伝うヒロインおいち。彼女には特別な力があった。それは無念のうちに亡くなっていった者たちの「声」を聴き「姿」を見る力。明るく前向きなおいちが、岡っ引きの親分とともに、人間の闇に迫っていき、謎を解いていく。

 町医者である父・松庵のもとに生薬屋「鵜野屋」の若旦那直助が尋ねてくる。おいちはその背後に助けを求める女の姿を見る。おいちの伯母・おうたはおいちと直助の縁談を進めようとするが鵜野屋を訪ねたおいちに女中お絹が「おやめなさい。あの人に殺されますよ」とささやく。直助の周囲では前妻・加世と、以前恋仲だった女中・梅が病で亡くなっていた。おいちは岡っ引きの仙五朗親分と探り、犯人に目星をつけるが、事件は意外な方向に。

 江戸ではその後も、不思議な事件が多発する。その事件解決に活躍しながら、おいちは一歩一歩、医者への道を進んでいく。

 おいち役を葵わかな、おいちの父・松庵役を玉木宏が演じる。

 葵は「おいちは父親の影響でお医者さんを目指す、まっすぐでひたむきな女の子です。偉大な父の背中を見ながら、誰かに寄り添いたい、誰かのためになりたいと強く思っています。患者さんに囲まれながら懸命に毎日を過ごしていますが、等身大に自分が歩む道について悩んでもいると思います。そんなおいちが持つ不思議な力についても、おいちは真摯に、彼女なりに向き合っていると感じていて、ままならない事が多い世界で何故おいちにそんな力があるのか、この力はどうするべきものなのか、私自身もおいちと一緒に悩みながら撮影期間を過ごしていければと思います」と意気込みを。

 そして「おいちが町の人たちに明るく温かく接するように、観てくださる方にも温かく感じていただけるよう、演じていきたいと思います!」とコメントしている。

 玉木は「いちの父親であり、医師である松庵を演じます。いちが持つ不思議な力は、『見えたものの、元をたどる』という、患者を目の前にした医師にも通ずるものがあると思い、親子である事が腑に落ちました。受け入れて対処する。その信念を曲げずに生きるのは、時に大変な事もあるかもしれません。でも、その先にある誰かの笑顔の為に必死になる姿は、素敵だなと感じました」と語る。

 そして「いちが、信頼出来るような父親を目指し、撮影に臨みます。ミステリーとしても、青春物語としても楽しんでいただけるドラマだと思います。ご期待ください」と言葉を寄せた。

 BS時代劇『おいち不思議がたり』は、NHK BSとNHK BSプレミアム4Kにて9月放送予定。
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