佐藤寛太が5役演じ分け! 松居大悟監督作『不死身ラヴァーズ』、物語が大きく動く場面写真解禁

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2024年04月08日 11:11  クランクイン!

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映画『不死身ラヴァーズ』場面写真 (C)2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会 (C)高木ユーナ/講談社
 見上愛が初の映画単独主演を務める松居大悟監督の最新作『不死身ラヴァーズ』より、ヒロインの運命の相手を5役で演じわける佐藤寛太を捉えた場面写真5点が解禁された。

【写真】佐藤寛太、ヒロインの運命の相手を5役で演じわける! 『不死身ラヴァーズ』場面写真ギャラリー

 本作は、高木ユーナによる同名漫画(講談社「別冊少年マガジン」所載)の映画化。主人公・長谷部りのを本作が初の映画単独主演となる見上愛が飾り、りのの運命の相手役の甲野じゅんを、佐藤寛太が務める。そのほか、青木柚、前田敦子、神野三鈴らが脇を固める。

 長谷部りのが“運命の相手”と信じて追いかけるのは、両想いになった瞬間、この世界から忽然と消えてしまう甲野じゅん。2人は人生の中で何度も出逢い、その度にりのは「好き」と伝え、両想いになり、じゅんが“消える”という出来事を繰り返していく。それでも諦めないりののどこまでも真っすぐな「好き」が起こす奇跡の結末とは―。

 今回解禁された場面写真5点は、長谷部りの(見上愛)が、運命の相手だと信じるさまざまな甲野じゅん(佐藤寛太)の姿を捉えたもの。

 劇中で何度も姿を変えて、りのの前に現れるじゅん。中学生の思春期ならではの尖った表情から、ギターを抱えサブカルな雰囲気を漂わせる姿、車椅子に乗った姿、クリーニング屋で見せる朗らかな表情まで、佐藤が見事に演じ分けている様子を収めている。中でも注目なのが、大学生のじゅん。大粒の涙をこぼしながら不穏な表情で見つめるその姿には、一体どんな心理が隠れているのか? 今作の物語が大きく動く、キーとなる場面写真だ。

 佐藤は、今回「5人の甲野じゅん」を演じ分けたことについて「自分がもしこう進んでいたら、こうなっているのかな、という延長で役を作っていった」と語る。しかし今回の役は「演じていて割と不安になってしまいがちな役だった」そうで、松居監督に都度相談していたという。

 現場での松居監督については「演じてみて、大きく『違う』と言われたこともなく、割と自由に任せてもらった印象です。ちゃんと見ていてくれているんだというような、安心感を常に与えてくれました」と印象をコメント。さらに主演の見上にも助けられたそうで、「りのから来るエネルギーがすごいから、あまり小難しく考えるよりも、彼女とその日をどう向き合うかを大切にしました」と振り返っている。

 さらに、完成作を観た時、自身の演技を「ダサかった」と感じたことを明かし、「あまりにも素で“自分”過ぎたのかな? とにかくもうダサいし、『このアドリブつまんねえよ、お前』とか思いながら。いつも自分の芝居を反省しながら観る部分はありますが、いつもよりも自分過ぎたんでしょうね」と、厳しく分析している。スクリーンで佐藤が見せる“素の演技”にも注目だ。

 映画『不死身ラヴァーズ』は、5月10より劇場公開。
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