窃盗の被害品200点返還せず=15年ごろ押収の免許証など―兵庫県警
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2024年04月09日 16:01 時事通信社
兵庫県警は9日、2015〜16年ごろに窃盗事件の容疑者宅で押収した運転免許証などの証拠品約200点を被害者に返さず、飾磨署内に保管したままだったと明らかにした。今後、所有者が判明している物は事情を説明し、謝罪した上で返還する。
県警によると、今春の人事異動で担当者が入れ替わる際に未返還に気付いた。証拠品は免許証のほか、自動車の鍵やキャッシュカード、健康保険証など。主に万引きや車上狙いの被害品という。
八木恭平・刑事企画課次席は「関係者に多大なご迷惑をお掛けしたことを心よりおわびし、再発防止に努める」とコメントした。
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