「県道360号線 月まで3Km」
ええっ！どういうこと？！と思わず叫んでしまいそうな方面看板。設置されているのは静岡県浜松市天竜区の県道360号線。
「この交差点看板、槍を持って走る人にしか見えない！」
こんなコメントが多数寄せられるのは、静岡県富士市にあるまた別の交差点看板。この2つの看板、どちらも実在するものです。
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住宅地図で知られる「ゼンリン」（本社・福岡県北九州市）が、X公式アカウント（@ZENRIN_official）におけるこれまでの投稿で、話題を集めた3つの方面看板&交差点看板のアクリルキーホルダーを製作したという投稿に、多くのコメントが集まりました。
「ゼンリンさんのアイデアならではの看板アクキー最高です」
「販売して欲しい」
それにしても、こんな奇跡的な方面看板や交差点看板があるんですね！
「月まで3km…近すぎ…w」
「『月』旅行に行きたいです」
「槍の人の標識は私も去年富士山に登った時に撮ってました。インパクト強いですね」
「槍持ってる人にしかみえない看板、実は新幹線のピクトグラムがいまだに0系なんだよね」
「静岡県の青看板を2つも紹介してもらい嬉しいです」
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投稿には、標識ファンの方の声がたくさん寄せられました。今回のグッズ化は、上記の2つに加えて、佐賀県唐津市にある『東経130度』の看板の3種類です。この投稿について、ゼンリンの担当者の方に聞いてみました。
面白い方面看板＆交差点看板、全国各地にあります！
ーー今回は「フォロワーさん10万人達成CP！」でアクリルキーホルダーをつくられたんですね。話題のアクリルキーは3種類、製作されたようですが、どのように選定されたのですか？
「選択理由は弊社のX公式アカウントをフォローしてくださっているみなさんの声や、私たちの好みです。ちなみにこの3つは、標識好きの間で話題になる事が多い看板（標識）で、私たちもXへの投稿のネタとして使わせていただいています。日本全国に、こうした面白い看板があり、弊社の公式アカウントでも時折紹介しておりまして。その中で人気のものです」
ーー実際、この3つは実在しているんですよね？
「もちろんです。『月』は静岡県浜松市天竜区、『槍を持った人』は静岡県富士市にあり、2つとも静岡にあります。もう1つの『東経130度』は佐賀県唐津市にあります。実際に見たフォロワーの方たちが、『私も見ました』と投稿してくださることもあるくらい人気です」
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ーーこんな看板に出会えるなんて、車移動が楽しくなりますね！
「方面看板は、車に乗っていると一瞬しか見ないものだと思いますが、このようにクスッと笑える面白いものもあるので、旅の道中などに探してみるのもお勧めですよ。弊社の公式Xでは、このように思わず笑ってしまう方面看板や面白い地名、空からの写真クイズなども随時投稿しているので、皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです」
ーー最後に、今更ですがゼンリンさんってどんな会社か教えてもらえますか？
「はい、ゼンリンは別府の観光案内の小冊子『年刊別府』に折り込まれていた付録の市街地図が、観光客から評価されたのがきっかけで生まれた会社です。創業者が『地図は添え物ではなく、もっとも重要な情報源だ』と考え、前述の地図から日本全国の住宅地図を作り始めました。住宅地図は、全国にある約70の調査拠点にいる調査員が現地で調査をして作成しております。出来上がった地図は、紙の地図からデジタルの地図まで自治体、不動産業、配達業などさまざまな業種・業務の方々に活用いただいております」
さまざまなクイズをはじめ、日本各地のレア道路標識や看板などが登場するゼンリン公式Xのオモシロ投稿、ファンが多いのもうなずけます。こまめにチェックしていると地理に詳しくなるのでは？！
（まいどなニュース／Lmaga.jpニュース特約・東寺 月子）
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