『あさイチ』平野ノラ、痴漢被害を告白 電車で眠っていたら隣に…「大人でも怖い」「声が全然出なかった」

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2024年04月11日 14:00  Sirabee

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Sirabee

(©ニュースサイトしらべぇ)

お笑いタレント・平野ノラが11日放送の『あさイチ』(NHK)に出演し、痴漢被害について告白。X(旧・ツイッター)でも、同様の被害に遭った人が多数見受けられた。

 

■電車で隣の座席に

この日の番組では、痴漢被害の半数が新学期の春から初夏にかけて起こり、被害者の半数が中高生のときに初めて被害に遭ったという調査結果について紹介。

平野は、「私も20代(のとき)に、隅に座ってたんですよ、電車で。そしたら(痴漢に)隣に座られて、寝てたんですけど、胸を触られて。目が覚めて、声が全然出なかった。驚いて…」と振り返り、「すぐに降りることができたので良かったですけど。大人でも怖いのに、絶対お子さんなんかが声をあげるって、大変だと思う」と語った。

平野の話に、MCの博多大吉は「座ってるときにされたっていう話がショックで。そんなこともあるんだ」と驚いていた。

 

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■同様の被害の報告相次ぐ

Xでは、番組を見ていた人から「私が初めて痴漢に遭ったのは中学生だし、平野ノラさんのパターンも遭ったし、女性たちの共通して見える世界があるよね」との声が。

平野と同様に、座席で隣に密着されて被害に遭ったという声も多く、「私も経験がある…ガラガラなのに、横にピッタリ座ってきた」「適当な駅で降りたらそいつも降りてきて、女子トイレに逃げて10分立てこもってトイレ出たら、外で待ってたの怖すぎた」「2人掛けの狭い椅子が好きで座ってたら後ろの車両から歩いてきたおっさんがガラガラなのに隣に座り、すぐ太もも撫でてきた。当時は黙ってすぐ先頭車両に逃げた」「女性ならかなりな人が経験あると思う。わざと密着してるなと思っても行動しにくい」といったコメントもみられた。

 

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■周囲ができる対策も

調査によると、被害者本人が声をあげるなどして行為が止まったのは7割程度だったが、周囲の人が行動をすることで9割の被害が止まったという結果に。そこで番組では、被害に遭った人や周囲の乗客ができる対策についても紹介。

痴漢行為を見かけた場合、直接加害者に声をかけるのは心理的なハードルが高い人も多いが、「困りごとはありますか」「具合悪い? 大丈夫ですか?」など、被害者にさりげなく声をかけることも効果があるという。

また、被害に遭った場合にはその場でしゃがみ込むことで周囲の注意を引き、加害者に「見られている」という意識を起こさせるという手段も。しゃがむのが難しい場合には、スマートフォンのライトを点灯したり音を出したりする、わざと物を落とすなどの手段で周囲に異変を知らせることも対策として有効だとしている。

 

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■「助けてあげたい」の声

番組を見ていた声優・緒方恵美は「声をあげるのは大変だけど、これらのやり方なら挑発せずに止められそうだし、万が一の男性の冤罪も防げるかもしれないですね」と投稿。

ユーザーからも「被害者が声をあげろ、自衛しろ、じゃ痴漢加害は減らない」「これを見逃すともっと大きな性犯罪につながる。ちょっとでも見かけたら声をかけて助けてあげたい」「痴漢か判断できないときに、『こちら空いてますよ!』って声かけて助けてくれた子連れママさんいて、私もあんなふうに人を助けられるママになりたいと思った」といった声も見受けられた。

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
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