ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏が違法スポーツ賭博で多額の借金を抱え、大谷選手の口座から無断で少なくとも450万ドル（約6億8,000万円）の送金をしていたとされる問題で米地元メディアが日本時間11日、水原氏が大谷選手の口座にアクセスできた証拠を捜査当局がつかんでいると報じた。
これを受け、X（旧・ツイッター）では、大谷選手の関与を疑う発言をしていた著名人らに対し、怒りの声をあげるファンもみられた。
■捜査当局が「証拠をつかんだ」報道
水原氏をめぐっては、違法賭博に関与した疑いで米国の内国歳入庁と、国土安全保障省が捜査。米ニューヨーク・タイムズの報道によると、関係者の話として、捜査当局が水原氏が大谷選手の口座にアクセスでき、送金の通知を消すなど、設定の変更をできたことを示す証拠をつかんだという。
さらに、捜査当局はすでに大谷選手の聴取を終え、水原氏についても韓国での開幕戦からの帰国直後に聴取を行い、水原氏が司法取引に応じる方向であるとも伝えた。
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別のメディアでは、大谷選手が完全に潔白であり、捜査当局が水原氏を近く訴追する見通しとも伝えている。
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■「信じてた」「良かった」安堵の声
この報道が日本国内にも伝えられると、Xではファンから「清廉潔白、そう思ってた！」「俺は大谷くんの潔白を信じてたぞ！」「本当に良かった。自分のことのように嬉しい」「これで全力で野球に取り組めるね！」と安堵の声が相次いだ。
また、「短期間の相棒でも信じた相手に裏切られるのは悲しく辛いこと」「近くで信頼していた人が裏でこんなことしてたらショックが大きいだろうね」「これ本当なら相当エグいけど、潔白が証明されるならまだいいのか…」と、改めて複雑な思いを抱く人もみられた。
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■“逆張り発言”でひろゆき氏、堀江貴文氏らに非難も…
一方で、大谷選手の関与を疑うような発言をしていた著名人に対し、怒りの矛先が向く事態となった。
自身のYouTubeで「大谷さんも嘘つく大人になってしまった」などと発言していた「ひろゆき」こと西村博之氏のほか、「ホリエモン」こと堀江貴文氏、「青汁王子」こと三崎優太氏、湯浅卓弁護士、古市憲寿氏、松居一代らの名前を挙げる人も。
「大谷選手は完全な被害者になる訳ですが叩いていた方々はどう思われるのでしょう」「安易な逆張り発言なんてするものじゃありませんね」「さも大谷が犯罪を犯したようなことを公に言っておきながら何もないってのは失礼極まりすぎてるわ」「大谷選手に向けられた“いわれのない”ヘイトの数々に人間の醜さを思い知らされた春だった」などといった意見が寄せられ、ネット上で波乱が起きている。
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（文／Sirabee 編集部・しばたけろこ）
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