『おっさんずラブ』を上回った作品とは? 面白かった2024年1月期ドラマランキングトップ3発表!

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2024年04月12日 12:01  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

 個性豊かな作品が登場した2024年の1月期ドラマ。『おっさんずラブ-リターンズ-』(テレビ朝日系)や『新空港占拠』(日本テレビ系)、『正直不動産2』(NHK)といった人気ドラマの続編や、『ブラックガールズトーク』(テレビ東京)、『リビングの松永さん』(フジテレビ系)や『院内警察』(フジテレビ系)といったマンガ原作作品など、大きな注目を集めた作品が目白押しでした。

 SNSでは「豊作すぎて見るのが大変」といううれしい悲鳴も。そんなドラマ作品の中で、最後まで視聴者を飽きさせず、最も楽しませてくれたのはどのドラマだったのでしょうか。そこで今回は、「2024年1月期ドラマ、一番面白かったのはどの作品?」をアンケート調査しました。

 回答の選択肢は下記の44作品(地上波放送のドラマに限定)。これらから1作品を選び、回答してもらいました。(実施期間:2024年3月28日〜2024年4月7日、回答数:161)

・『光る君へ』(NHK)
・『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』(TBS系)
・『アイのない恋人たち』(テレビ朝日系)
・『厨房のありす』(日本テレビ系)
・『セレブ男子は手に負えません』(テレビ朝日系)
・『君が心をくれたから』(フジテレビ系)
・『春になったら』(フジテレビ系)
・『ブラックガールズトーク』(テレビ東京)
・『先生さようなら』(日本テレビ系)
・『チェイサーゲームW パワハラ上司は私の元カノ』(テレビ東京)
・『マルス―ゼロの革命―』(テレビ朝日系)
・『正直不動産2』(NHK)
・『Eye love You』(TBS系)
・『リビングの松永さん』(フジテレビ系)
・『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』(テレビ東京)
・『瓜を破る〜一線を越えた、その先には』(TBS系)
・『#居酒屋新幹線2』(毎日放送)
・『婚活1000本ノック』(フジテレビ系)
・『となりのナースエイド』(日本テレビ系)
・『蜜と毒』(テレビ東京)
・『パティスリーMON』(テレビ東京)
・『推しを召し上がれ〜広報ガールのまろやかな日々〜』(テレビ東京)
・『グレイトギフト』(テレビ朝日系)
・『大奥』(フジテレビ系)
・『めぐる未来』(日本テレビ系)
・『極限夫婦』(フジテレビ系)
・『ナースが婚活』(テレビ東京)
・『好きやねんけどどうやろか』(読売テレビ)
・『彼女と彼氏の明るい未来』(毎日放送)
・『こんなところで裏切り飯』(中京テレビ)
・『佐原先生と土岐くん』(毎日放送)
・『ペンション・恋は桃色 season2』(フジテレビ系)
・『ジャンヌの裁き』(テレビ東京)
・『院内警察』(フジテレビ系)
・『不適切にもほどがある!』(TBS系)
・『おっさんずラブ ―リターンズ―』(テレビ朝日系)
・『闇バイト家族』(テレビ東京)
・『消せない「私」―復讐の連鎖―』(日本テレビ系)
・『ハコビヤ』(テレビ東京)
・『新空港占拠』(日本テレビ系)
・『恋する警護24時』(テレビ朝日系)
・『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(テレビ朝日系)
・『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(フジテレビ系)
・『ドラマ 地球の歩き方』(テレビ東京)

1位:『不適切にもほどがある!』(TBS系) 38票(24%)

 数ある作品の中から第1位に輝いたのは、宮藤官九郎脚本の意識低い系タイムスリップコメディ『不適切にもほどがある!』(TBS系)です。令和にタイムスリップしたコンプライアンス意識の低い昭和生まれの主人公・小川市郎を演じたのは、阿部サダヲ。さまざまな放送禁止用語が飛び出しつつも、コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを作りました。

 「この作品には不適切な台詞や喫煙シーンが含まれていますが 時代による言語表現や文化・風俗の変遷を描く本ドラマの特性に鑑み 1986年当時の表現をあえて使用して放送します」などと、作中の表現に対する注意喚起の「お断りテロップ」が表示されることも恒例に。最終回では、「2024年当時の表現をあえて使用して放送しました」と、一部文言を変更。さらに未来から現代を描いたような表現となっていたことが、ネット上で話題を集めました。

 公式サイトで宮藤は、「不適切に不適切を塗り重ねて生きてきた世代にとって、日々アップデートを強いられる令和はなかなか生きづらい」「昭和もそこそこ生きづらかったし、戻りたいとは思わないけど、あの頃の価値観を『古い』の一言で全否定されるのは癪なんです」(原文ママ)とコメントを寄せていました。アンケート回答で「昭和のダメなところ、令和の生きづらさなど、双方の世代での価値観や日々の生活が出ていたドラマだと思います」とあるように、同じ思いを抱きながら見ていた視聴者も多かったことでしょう。

 第2位にランクインしたのは、5年ぶりのシリーズ続編となった『おっさんずラブ-リターンズ-』(テレビ朝日系)。2016年に放送された深夜の単発ドラマが話題となり、その後連ドラや映画になるなど、破竹の勢いで日本中に社会現象を巻き起こした作品がカムバックしました。

 田中圭、吉田鋼太郎、林遣都の3人に加え、今作では新たに井浦新、三浦翔平が参加。「新キャラの和泉と菊之助にハマってしまったので……」というコメントが寄せられたように、田中と林が演じた春田と牧カップルとはまた違った大人の恋愛模様にSNS上でも大きな反響が集まりました。

 感動のフィナーレを迎えた本作には、「本気で笑わせてくれて、本気で泣かせてくれた。いつまでも見ていたかった」という声も。なお、全国の『おっさんずラブ』ロスの方々必見の『おっさんずラブReturns展〜WE ARE ALL FAMILY !!〜』が、4月20日〜6月9日に東京、6月15日〜7月15日には大阪で開催されます。エンタメ性とメッセージ性を両立させた今作品、ファンの為にもぜひ続編を期待したいですね。

3位:『正直不動産2』(NHK) 14票(9%)

 突然嘘がつけなくなってしまった不動産営業マンの「正直」営業を描いた『正直不動産2』(NHK)が第3位にランクイン。22年4月期のシーズン1、24年新春のスペシャルドラマを経て待望の続編放送となりました。今作からは、山下智久演じる主人公・永瀬財地の最強のライバル・神木涼真として、ディーン・フジオカが登場しています。

 不動産業界が舞台のドラマというと堅苦しいイメージがありますが、本作ではストーリーの合間に専門用語の解説が入ったため、「不動産屋の本音が分かって面白かった。途中解説も分かりやすく良かった」「気軽に見れる」との意見が寄せられ、視聴者の知的好奇心をくすぐりつつ、笑いも誘った様子。

 最終回ではとうとう、永瀬と銀行員・榎本美波(泉里香)の関係性に変化が。続きを予感させる終わり方に、SNS上では「続編できるだけ早目にお願いします」「続編が見たいドラマの1位」など、続編を熱望するコメントが相次ぎました。

【それぞれの投票コメント】

1位:『不適切にもほどがある!』(TBS系) 24%
◎昭和のダメなところ、令和の生きづらさなど、双方の世代での価値観や日々の生活が出ていたドラマだと思います、

◎めちゃくちゃ楽しかった! キャストも演技も最高だった! 完全に金曜日ロスです…

◎地元が出ていたり納得することが多かったからです。

◎色々と考えさせられるところがあったり、懐かしいところもあったり、その上、面白くて、素晴らしかった。毎週楽しみにして見ていました。

◎懐かしくもあり、考えさせられることもあったけど面白かった。

2位:『おっさんずラブ-リターンズ-』(テレビ朝日系) 13%
◎本気で笑わせてくれて、本気で泣かせてくれた。いつまでも見ていたかった。

◎春牧ふうふよりも、新キャラの和泉と菊之助にハマってしまったので…

◎前作を見ていた人にしか寄り添ってない、新規開拓を 考えていない作りに感激。面白かった。

3位:『正直不動産2』(NHK) 9%
◎笑えて心温まる、見ていて和める、気軽にみれる

◎不動産屋の本音が分かって面白かった。途中解説も分かりやすく良かった。

4位以下のランキングと、コメント全文はこちら!

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