ロサンゼルス・ドジャースで大谷翔平の通訳を担当していたものの、違法賭博への関与などが発覚して解雇された水原一平氏。当初、水原氏は大谷の口座から約6億8000万円を流用していたとも報じられていたが、ここに来て、不正送金額は約24億5000万円であったと判明した。
大谷がかつて所属した北海道日本ハムファイターズでも球団通訳を務めていた水原氏。2017年12月に大谷がロサンゼルス・エンゼルスに移籍すると、水原氏も専属通訳となって同球団に所属。そして昨年12月、大谷とともにドジャースへ。大谷が水原氏を信頼している様子も伝わってきていたが、それが仇となり、水原氏に裏切られてしまった。
詐欺容疑で訴追
今年3月、水原氏はアメリカのスポーツ専門局・ESPNの取材を受け、大谷の口座から違法なブックメーカーに送金していたことを認めた。このとき、ドジャースは韓国でサンディエゴ・パドレスとのメジャーリーグ開幕戦が始まったところで、水原氏は試合後、チームメイトの前で「ギャンブル依存症」であると告白したという。
「日本時間3月21日、ドジャースが水原氏を解雇したことや、同氏が大谷選手の口座から約6億8000万円を送金していたことが報じられ、世間に衝撃が走りました。その後、メジャーリーグ機構は水原氏の調査を始め、大谷選手は会見も実施。水原氏の行為により大谷選手にも違法賭博疑惑が浮上していた中で、自身は関知していなかったと説明しました」（スポーツ紙記者、以下同）
騒動勃発から間もなく1か月となるが、アメリカ連邦検察は水原氏を詐欺容疑で訴追。大谷の口座から不正に送金していた金額は、合わせて約24億5000万円に上ることが明らかになったという。また、水原氏がブックメーカーで勝った際の金額は、自身の口座に入金していたそうだ。
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「サイコパスかな？」
「初めに伝えられていた額もインパクトがありましたが、その約3倍にも及ぶ巨額に手をつけていたなんて……。報道によれば、水原氏は複数回、大谷選手になりすまして銀行に電話していたといい、ネット上では《こんなことしてたのに平然と大谷翔平選手と過ごしてたの水原さんサイコパスかな？》《ギャンブル依存症ってかサイコパスの要素もあるのか…？》といった指摘も増えてきています」
水原氏に対して厳しい声が寄せられる一方、巻き込まれた大谷や水原氏の妻に対しては同情が集まっている。
大谷は今年2月29日に元女子バスケットボール選手・田中真美子さんと結婚。3月15日に初めて真美子さんとのツーショットを公開したが、同じタイミングで、水原氏も初めて妻同伴での姿を見せていた。
しかし、それから約1週間で水原氏の違法行為が表沙汰に。そのため、ネットユーザーからは以下のような意見も。
《一平さんの奥さん、何も知らなかったなら可哀想すぎるよなぁ… 顔が公になった直後にこんなことになってしまって》
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《奥さんも顔出した瞬間、犯罪者の妻として認識されることなるとは思ってなかったよね》
《一平はなんであのタイミングで奥さんの顔出しさせたんだ》
《奥さんお気の毒 天国から地獄だよね》
これ以上、騒動が拡大するような新事実が隠されていないといいが、果たして……。
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