自民「早急な条文起草を」=緊急事態条項、立民は反論―衆院憲法審査会

13

2024年04月18日 11:01  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

衆院憲法審査会に臨む森英介会長(左から3人目)ら=18日午前、国会内
 衆院憲法審査会は18日、今国会2回目の自由討議を行った。自民党の加藤勝信氏は、大規模災害時の国会議員任期延長など「緊急事態条項」を設ける憲法改正について「必要性は共通理解が形成されてきている」と指摘。その上で「早急に条文起草作業に入るべきだ」と述べ、来週にも幹事懇談会を開催するよう求めた。

 日本維新の会、公明、国民民主各党も条文案づくりに賛同。維新の青柳仁士氏は「きょうにも作業に入るべきだ」と強く促した。

 これに対し、立憲民主党の奥野総一郎氏は「論点は多岐にわたり、現時点で条文起草には至らない」と反論。「緊急時の国会機能維持だけでなく、数年単位の時間をかけ、憲法全般を見渡した議論が必要だ」と訴えた。共産党は改憲を議論すること自体に反対の立場を示した。 

自由討議が行われた衆院憲法審査会=18日午前、国会内
自由討議が行われた衆院憲法審査会=18日午前、国会内

このニュースに関するつぶやき

  • 自民/加藤勝信氏:大規模災害時の国会議員任期延長等[緊急事態]加憲は必要だ。立民/奥野総一郎氏:数年かけて,はダラダラ幹部の典型だ。共産党は改憲議論自体に反対、とは無責任な反動姿勢だ
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(10件)

ニュース設定