ローソン、ちょっと変わった形のケーキを発売 「のり弁」みたいなおにぎりに続く「タイパ」重視商品 食べやすくする工夫は?

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2024年04月18日 18:41  ITmedia ビジネスオンライン

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どんな形のケーキなのか

 ローソンは4月18日、高まるタイパ(=タイムパフォーマンス)ニーズに対応したスティック状のケーキ2品を発売すると発表した。4月19日から順次、全国のローソン店舗で販売を開始する。


【画像】新しい形のケーキ、食べやすくする工夫、のり弁みたいなおにぎり(全5枚)


 新たに登場するのは「ご褒美スティックケーキ ぷっくりクリーム&いちご」(268円)と、「ご褒美スティックケーキ 濃厚モンブラン」(292円)だ。いずれも、さっくりとした食感のクッキー生地を土台としており、スポンジケーキやクリームなどを重ねている。また、片手でも食べやすいように、商品をのせている紙製容器にも特別な工夫をしている。


 開発担当者がフランスの洋菓子店にスティック状のスイーツが多数並んでいたことにヒントを得て、今回の新商品を企画したという。


 片手で気軽に食べられるようにした背景には、消費者の間で高まるタイパニーズがある。スマホお助けサイト「Appliv TOPICS(アプリヴトピックス)」が実施した調査によると、日常生活でタイパを意識する人は約5割に達する。特に、若者ほどその意識が高い傾向にあるという。


 日常生活でタイパを意識することについては、1位が「食事・料理」(464人)で、2位「掃除」(416人)、3位「仕事」(407人)と続いた(調査期間は2023年1月24〜31日で、20〜59歳の男女1746人が回答)。


 ローソンは24年度上期の商品戦略として、タイパだけでなく、居心地の良い状態を効率よく求めるウェルパ(=ウェルビーイングパフォーマンス)、費用対効果を意識したコスパ(=コストパフォーマンス)のニーズに対応した商品を強化するとしている。


 タイパを重視した商品としては、4月2日にのり弁当がそのままおにぎりになった「具!おにぎり まるで明太のり弁」(322円)を発売している。今回のスティックタイプのケーキは、タイパニーズを重視する消費者の支持を得られるか。


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