宮田莉朋が2度目のWEC出走へ。第3戦スパでレクサスRC F GT3を代役ドライブ

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2024年04月18日 23:50  AUTOSPORT web

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IMSA、FIA F2、ELMSに続き、2024年の4シリーズ目のレースとなるWECへの参戦が決まった宮田莉朋
 トヨタGAZOO Racing WECチャレンジプログラムドライバーの宮田莉朋が、5月11日に開催されるWEC世界耐久選手権の第3戦スパ・フランコルシャン6時間レースにアコーディスASPチームのレクサスRC F GT3で出場する予定であることが分かった。

 Sportscar365によると、先日ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ開幕戦を制した宮田が、ケルビン・ファン・デル・リンデに代わり、アーノルド・ロバン/ティムール・ボグスラフスキーとともにLMGT3クラスにエントリーする78号車レクサスRC F GT3をドライブする予定であるという。

 ファン・デル・リンデは、スパと同じ週末に開催されるABB FIAフォーミュラE選手権のベルリンラウンドに向け、ABTクプラチームにおけるニコ・ミューラーの代役として招集されたため、WECの第3ラウンドには出場できない。

 なおWECのスパ戦は、宮田がレギュラー参戦するELMS、そしてFIA F2選手権のイベントとはバッティングしない。宮田はもともと、トヨタGAZOO Racingのハイパーカーチームのリザーブドライバーとしてスパに帯同する予定となっていた。

 宮田にとってこれは、WECへの2度目の参戦となる。昨年9月の富士6時間レースでは、ケッセル・レーシングのフェラーリ488 GTE Evoでシリーズデビューを果たし、GTEアマクラスの表彰台を獲得している。

 彼はまた、1月のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のデイトナ24時間でバッサー・サリバンから参戦したとき以来となる、レクサスのGT3車両のコックピットに戻る。

 一方、ファン・デル・リンデは、負傷したロビン・フラインスの代役として昨年3レースに出場して以来となる、フォーミュラE参戦だ。

 なお、ミューラーがベルリンでのフォーミュラEのレースには出場できないのは、プジョーにおけるWEC出場契約が優先されるためだ。プジョーはすでに、ジャン・エリック・ベルニュとストフェル・バンドーンのいずれもが、スパに参加しない見通しに直面している。

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