YARTカネパ「バイクもタイヤも素晴らしかった」ヨシムラのブラック「タイムを更新すると思っていた」/EWCル・マン24時間 予選トップ3会見

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2024年04月20日 05:20  AUTOSPORT web

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2024EWC第1戦ル・マン24時間 予選 トップ3会見
 4月18〜19日、フランスのル・マン-ブガッティ・サーキットで開催された2024FIM世界耐久選手権(EWC)第1戦ル・マン24時間耐久ロードレースの予選でトップ3を獲得したYART - YAMAHA、ヨシムラSERT Motul、F.C.C. TSR Honda Franceの代表ライダー1名が会見に出席して予選を振り返った。

■ニッコロ・カネパ(YART - YAMAHA)
「昨日(予選1回目)のバイク、ブリヂストンタイヤ、すべてが信じられないほど素晴らしかったので、本当にうれしい。昨日はタイヤを全力で使うという良い選択をしたし、コンディションも本当に良くてラップタイムが出せたのでベストタイムを記録できた。(先月のデイトナ200での)怪我のせいでまだ100パーセントの体調ではないけど、良いレースができると自信を持っている。チームメイトは素晴らしい仕事をしてくれたし、元YARTライダーで新しいクルーチーフのマックスも素晴らしい仕事をしてくれた」

「今日は、レースを想定して決勝用のタイヤを使用し、各自が連続12周を走行してレースの感覚を掴んだ。でも、達成できたペースは本当に印象的だった。昨日のように予選タイムを狙うことはせず、別の戦略をとったよ」

「レースは常に非常に難しく、ライバルたちはトップになれるバイクを持っていて非常に強いことがわかった。これはファンやル・マンの人々にとっては非常に嬉しいことだね。厳しいレースになるだろうし、24時間レースは体にとってとても厳しいレースだということは承知の上で、ベストを尽くそうと思うし、さっきも言ったように明らかに体調は100%ではないが、とても良いパッケージがあることを信じている」

■グレッグ・ブラック(ヨシムラSERT Motul)
「2番手にはとても満足しているよ。昨日はレースに向けたバイクで走ったセッションだった。それで、今日は温存していた予選用タイヤを履いたので、おそらくタイムを更新すると思っていた。昨日のセッションではTSRとYARTについて詳しく説明した。2番手を獲得したけど、テストの結果からすればかなり良い結果だった」

「本当に強力なレースペースが得られた。もちろん、我々は常にグリッド上で1位になりたいと思っている。でも僕たちがここで知っているYARTは非常に速く、2022年にはすでにカレル(・ハニカ)が1分34秒8を記録しているので、厳しいものになることはわかっていたから、最高だよ」

「コース上の渋滞のせいで、ここで速いラップを狙うのは難しい。ラップは速かったので、かなり満足している。もちろん明日のレースはスタートが非常に重要になるだろうけど、昨年何が起こったかを思い出してほしい……」

■アラン・テシェ(F.C.C. TSR Honda France)
「最終的にはとてもハッピーだよ。なぜなら、ウイークの初めにレースのセッティングを見つけるのは難しいからね。これですべてが見つかり、3番手に到達した。ライバルの多くは速く走るし、僕たちもそうだ。チーム全員が満足している」

「(2023年型のバイクは)自分が選んだのではなくて、藤井さんが選んだ。おそらく彼が僕たちにとって大きな選択をしたのだろう。2024年型には良い点もいくつかあるが、我々にはこのバイクでの経験がなく、レースは長いからね。このレースは非常に厳しいし、日曜の夜に良いポイントを獲得しなければならないことは分かっている」

「最も強いのは、みんなが知っているように、ホンダは何周も周回できるということだ。昨年、我々はそれを証明したけど、今はシステムに集中して1時間を経過するように努力する必要がある」

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