GTワールドチャレンジ・アジアがセパンで開幕。8台参加の日本勢はDステーションが総合6位入賞

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2024年04月23日 22:40  AUTOSPORT web

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2024年GTワールドチャレンジ・アジア第1大会セパン・レース2 決勝スタート
 4月20日から21日にかけて、ファナテックGTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSの2024年シーズンの第1ラウンドがマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、土曜日のレース1ではFAWアウディスポーツ・アジア・レーシング36号車アウディR8 LMS GT3 EVO IIのコンフー・チェン/アダレイ・フォン組が、日曜日のレース2ではオリジン・モータースポーツ4号車ポルシェ911 GT3 R(992)のルー・ウェイ/ラウリン・ハインリッヒ組が優勝を飾った。

 全6ラウンドで争われ、選手権としては異なるものの日本勢が参加する『ジャパンカップ』も含めると、日本でも4レースが予定されている2024年シーズン。

 第1ラウンドとなるセパン・インターナショナル・サーキットでのレースには、33台のマシンが参加し、日本からも8チームが出走するなど今年も盛況の開幕となった。

 土曜日に行われたレース1は、降雨によって1時間のディレイとなるなど難しい状況のなかのスタートとなったが、ポールポジションの36号車アウディが、ウエットからドライアップしていく状況のなか適切なタイミングでタイヤ交換を遂行し、ポール・トゥ・ウインを飾った。

 日本籍のチームでは、序盤にDステーション・レーシング777号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3(星野敏/藤井誠暢)が2番手に浮上。路面が乾くにつれて他車にポジションを奪われる場面もあったが、粘りのレースを見せ総合6位フィニッシュとなった。

 他の日本籍チームとしては、成績順にLM corsaの60号車フェラーリ296 GT3(小河諒/脇阪薫一)が総合12位、ポルシェセンター岡崎の18号車ポルシェ(永井宏明/上村優太)が総合16位、TEAM 5ZIGENの500号車ニッサンGT-RニスモGT3(HIROBON/金丸ユウ)が総合18位、ジ・スピリット・オブFFFレーシングの19号車アウディ(濱口弘/大蔵峰樹)が総合23位、ポルシェセンター岡崎の25号車ポルシェ(内山清士/近藤翼)が総合24位、ANRウィズVSRの563号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 EVO2(水谷晃/根本悠生)が総合28位、GTOレーシング・チームの14号車ポルシェ(ブライアン・リー/安岡秀徒)が未出走となっている。

 日曜日に行われたレース2は、前日とは打って変わって晴れ空のもとスタートが切られ、ポールポジションからオリジン・モータースポーツの4号車ポルシェが好スタート。その後もハイペースで首位を独走し、一度もトップを譲ることなくポール・トゥ・ウインを飾った。

 日本勢では、12番手スタートのポルシェセンター岡崎18号車ポルシェが、スタートで出遅れてしまいポジションを大きく落とすも、その後力強い挽回を見せて総合10位で日本籍チーム最上位フィニッシュとなった。

 他の日本籍チームとしては、成績順にTEAM 5ZIGENの500号車ニッサンGT-Rが総合11位、Dステーション・レーシングの777号車アストンマーティンが総合16位、LM corsaの60号車フェラーリ296 GT3(小河諒/脇阪薫一)が総合22位、ジ・スピリット・オブFFFレーシングの19号車アウディが総合23位、ポルシェセンター岡崎の25号車ポルシェが総合24位、ANRウィズVSRの563号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 EVO2が総合26位、GTOレーシング・チーム14号車ポルシェ911 GT3 R(992)が総合30位となっている。

 次戦第2ラウンドは、5月11日から12日にかけてタイ・ブリラムのチャン・インターナショナル・サーキットで開催される予定だ。

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