【SEVENTEEN韓国現地取材】13人完全体でスタジアム公演「MAESTRO」など4曲初披露 涙で語った感謝・ファン合唱“CARAT TIME”で会場一体に<SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN TO SEOUL>

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2024年04月29日 01:19  モデルプレス

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「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN TO SEOUL」4月27日公演(P)&(C) PLEDIS Entertainment
【モデルプレス=2024/04/29】13人組グループ・SEVENTEEN(セブンティーン)が27日〜28日、韓国・ソウル麻浦(マポ)区にあるソウルワールドカップ競技場にて、アンコールツアー「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN TO SEOUL」を開催。ここでは28日の約4時間半にも渡った公演のレポートを紹介する。<セットリスト>

【写真】SEVENTEEN、韓国公演での斬新演出

◆SEVENTEEN、13人完全体でスタジアム 新曲も初披露

SEVENTEENはS.COUPS(エスクプス)、JEONGHAN(ジョンハン)、JOSHUA(ジョシュア)、JUN(ジュン)、HOSHI(ホシ)、WONWOO(ウォヌ)、WOOZI(ウジ)、THE 8(ディエイト)、MINGYU(ミンギュ)、DK(ドギョム)、SEUNGKWAN(スングァン)、VERNON(バーノン)、DINO(ディノ)からなるグループ。2015年に韓国でデビュー、2018年に日本デビュー。VOCAL TEAM・HIPHOP TEAM・PERFORMANCE TEAMの3ユニットに分かれて構成され、楽曲制作から振付までメンバー自らが携わっている。

同ツアーは2023年に日本でも開催した「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' TO JAPAN」を含む「FOLLOW」ツアーのアンコールツアー。前回のツアーではリーダーのS.COUPSは怪我のため欠席、最近までJEONGHANも怪我のため休養していたが、同公演では13人全員が揃い完全体となった。

会場内に生バンドサウンドが響き渡ると、スタジアムの上方から13人が登場。WOOZIがネックレスにキスを1つ落としたのを合図に「Super」で幕開け。「DON QUIXOTE」「CLAP」とダイナミックなパフォーマンスで一気に会場のボルテージを上昇させた。SEVENTEENならではのVOCAL TEAM、PERFORMANCE TEAM、HIPHOP TEAMに分かれたユニットステージでは、29日にカムバックするSEVENTEEN BEST ALBUM「17 IS RIGHT HERE」に収録されているそれぞれの新曲もアンコールツアーで初披露。「Cheers to youth」(VOCAL TEAM)は爽やかでどこか懐かしさもあるエモーショナルなサウンド、「Spell」(PERFORMANCE TEAM)はしっとりとした曲調で、キレの中にも艶めかしさのあるダンス、「LALALI」(HIPHOP TEAM)は迫力のあるサウンドに乗せたラップの中毒性がある楽曲で、それぞれのチームの特色が活かされた楽曲。トーク時には、「Cheers to youth」を会場のCARATがアカペラで合唱する場面もあった。

そして同アルバムのタイトル曲「MAESTRO」もアンコールツアーで初披露。HOSHIが指揮者となるようなフォーメーションから始まり、WONWOOの指揮で終わる同曲。“指揮者”と“その動きに合わせる者”が交互に入れ替わり、グループの強みである刀群舞(キレがあり揃ったダンス)でSEVENTEENが時代を操っているような表現を思わせるステージに仕上げていた。

◆ファンが合唱“CARAT TIME”、SEUNGKWANが涙で語ったこと

ステージが一気にフィスティバルのように華やかに彩られると、「HOME;RUN」「Left & Right」「Beautiful」など連続。“CARAT TIME”としてSEVENTEENが不在の中、ファンが「Mansae」「HIT」「CALL CALL CALL!」など歌い踊るコーナーもあり、SEVENTEENらしい明るい雰囲気を一体となって作り上げていた。

また最後のコメントでは、感極まったDKが目を潤ませる場面も。続いたSEUNGKWANも2023年に活動を休止し、ソウルでの公演も欠席したことを挙げ「誰1人として僕に対して“悲しい”というメンバーはいませんでした。全員が1番に『何も考えずにゆっくり休んでおいで』とコメントを残してくれました」と当時の様子を告白。「そしてメンバーたちがコンサートをしている様子を見ながら、“あのまま放って置いてはいけない。僕が戻らないといけない”とコメントを整理しに行きたくなりました(笑)」とSEUNGKWANが不在時のトークのまとまりのなさもジョークで交えつつ、「本当にCARATがメンバーたちを愛する姿と、メンバーたちが一生懸命ステージで恩返しをする姿を見てより責任感を感じたし、しっかり休んで戻ってくることができました」とメンバーやファンへの感謝を伝えた。

そして「まだ『大丈夫?』という言葉に大きく頷くことはできない気がします。ずっと抱いたまま進んで行かないといけないような気もします。だけど、それでもあの時僕のそばにいてくれたメンバーたちや、僕の周りの人たち、僕のファンの方々へ、僕も愛を伝えながら生きていかないといけないので、今は一生懸命みなさんの前で、心を込めながら話をしています」と涙を流して、昨年からの思いを打ち明け「僕を大切にしてくれているファンの方がいるのをわかっているので、これからも生きていきたいと思います。すごく泣いちゃったのでCARATたちが悲しがっているような気がするけど、とにかく僕は感謝しているということを伝えたかったです」と真摯な思いを語っていた。

最後はコンサートの定番曲「VERY NICE」で盛り上がりを爆上げ。何度も楽曲を繰り返し終わりが見えない定番の“無限アジュナ”なども含めて、アンコールだけで1時間超え。開放的な野外ステージに声を響かせ、打ち上がる花火とともに熱気で会場をいっぱいにした。

◆SEVENTEENスタジアム公演

SEVENTEENのアンコールツアー「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN」は、韓国と日本の大型スタジアムで開催。3月30〜31日の仁川(インチョン)アシアードメインスタジアムを皮切りに、4月27〜28日にソウルワールドカップ競技場、5月18〜19日に大阪のヤンマースタジアム長居、5月25〜26日には神奈川の日産スタジアムの4都市で8回行われる。

仁川アシアードメインスタジアムで単独公演を披露するのはK-POPグループとしては初めて。さらに日本最大規模の公演場である日産スタジアムでの開催は、K-POPボーイズグループは東方神起に続き、SEVENTEENが2組目となる。

◆SEVENTEEN プロフィール

13人組グループSEVENTEEN。グループ名には13人のメンバー+3つのユニット+1つのチーム=17という意味が込められている。差別化された3ユニットは、HIPHOP TEAM、VOCAL TEAM、PERFORMANCE TEAMで構成される。作詞、作曲、振り付けなどアルバム製作全般にわたるプロデュースだけではなく、公演の演出アイディアやミュージックビデオコンセプトについても活発な意見を提示し、自分たちだけの道を開拓し、「自主製作グループ」として位置づけられている。

メンバーたちは音楽活動の他にもミュージカル、広告、写真集、放送番組など国内外の多方面で活発に活動している。 SEVENTEENはK-POP界の新しい歴史を紡いでいる。 10th Mini Album「FML」は累積販売量628万枚でK-POP単一アルバムとしては歴代最も多く売れたアルバムとなり、SEVENTEENは11th Mini Album「SEVENTEENTH HEAVEN」で発売後1週間のアルバム販売量(初動)500万枚を越えた最初のアーティストタイトルを獲得し、K-POPアーティスト歴代初動1位に上がった。SEVENTEENは昨年だけで韓国国内アルバム累積販売量1,600万枚を越える記録を書き、「1,000万アーティスト」の威容を誇った。(modelpress編集部)

◆「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN TO SEOUL」4月28日公演セットリスト

1.SUPER
2.DON QUIXOTE
3.Clap

MC

4.Don't Wanna Cry
5.F*ck My Life
6.Rock with you

MC

7,Pinwheel
8,Dust
9.Cheers to youth(初披露)
10,I Don't Understand But | Luv U
11, Highlight
12.Spell(初披露)
13.Fire
14.Back it up
15,LALALI(初披露)

VTR

16,HOME;RUN
17,Left& Right
18.BEAUTIFUL
19.God of Music

MC

20.April shower
21,All My Love

MC

22.MAESTRO (初披露)
23.HOT

アンコール

AN1.今-明日 世界が終わっても-(Korean ver.)
AN2.Run to You
AN3.Together

AN4.Headliner
AN5.VERY NICE

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