コムドット、Creepy Nutsを宣伝に利用した? 「Bling-Bang-Bang-Born」カバー炎上後に“アンチ煽りソング”公開

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2024年04月30日 19:01  日刊サイゾー

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写真ACより

 5人組YouTuberグループ・コムドットが公開した動画「Creepy Nuts『Bling-Bang-Bang-Born』Official Music Video コムドット Ver.」が炎上した騒動。29日、同チャンネルにアンチへのメッセージソングが投稿され、「アンチを手玉に取るコムドット、さすが!」「Creepy Nutsが宣伝に利用されて、最悪」と賛否を呼んでいるようだ。

 コムドットは4月27日、Creepy Nutsの大ヒット曲「Bling-Bang-Bang-Born」をカバーしたミュージックビデオを公開。元ネタ動画は「Creepy Nuts『Bling-Bang-Bang-Born』 × TV Anime『マッシュル-MASHLE-』 Collaboration Music Video #BBBBダンス」で、メンバーが人気アニメ『マッシュル-MASHLE-』(TOKYO MXほか)のキャラクターに扮してダンスを披露している。

「普通に下手でびっくりした」固定コメント効果で、144万回再生超え

 動画の概要欄には「Creepy Nutsさんと『マッシュル-MASHLE-』にリスペクトを込めて。※この動画は一切の収益化を行なっていません」とあるものの、動画タイトルの「Official」という表記に一部視聴者から「公式でもないのに厚かましい」と批判が続出。

 これを受け、同日に「Official」の文字は削除され、リーダーのやまとがXで「勘違いさせてしまった皆さん申し訳ないです。このMVはOfficialではなく、あくまでコムドットがCreepy Nutsさんと楽曲にリスペクトを込めて作ったものです。タイトルからOfficalの表記は取り除きました」(原文ママ、正しくは「Official」)と謝罪した。

 しかし、歌唱力や動画の内容に関して否定的なコメントも多く、同動画のコメント欄は大荒れ。すると、やまとが29日、同動画に寄せられた「普通に下手でびっくりした」という批判コメントを一番目につく“固定コメント”に設定したことをXで報告。アンチを煽ったことで再生数は伸び、現時点で144万回再生超えを記録している。

コムドット・あむぎりの“アンチ煽りソング”公開

 そんな中、コムドットのYouTubeチャンネルでは29日、ソロアーティストとしても活動しているメンバー・あむぎりの新曲ミュージックビデオ「AMUGIRI『ラブレター』Official Music Video -親愛なるアンチの皆様へ-」が公開に。

 さらに同日、この動画へのリンクが、前出の「Bling-Bang-Bang-Born」のカバー動画に固定コメントとして投稿された。

 なお、この「ラブレター」は、コムドットのアンチを揶揄するメッセージソングとなっており、「暇な人たちがモノ言うならここまで登ってき」「しょうもないコメに辟易」と煽るような歌詞が並んでいる。

 ここまでの一連の流れは、「見事に伏線回収したね! BBBBのカバーにアンチがむらかることまで予測して、あむちゃんの新曲の宣伝に利用したコムドット。今回ばかりはアンチざまあ」「アンチとネットの反応を完全に読んでいたこの展開! 痺れるね」と多くのコムドットファンを沸かせているようだ。

「Creepy Nutsはお膳立てに利用された?」の問いに、やまとが釈明

 一方で、「Creepy Nutsが一生懸命作った楽曲が、コムドットの宣伝に利用されるなんて最悪すぎる」「Creepy Nutsはお膳立てに利用されたってコト?」と不快感を露わにするCreepy Nutsファンも少なくない様子。

 これに、やまとは29日、「決してCreepy Nutsさんを利用したわけではなく、どんなに練習してクオリティを上げても頭ごなしに下手くそだと言う人たちがいる事を予測して、その方々をお膳立てに利用させていただいただけです」とXで釈明したが、批判の声はしばらく収まらなさそうだ。

 なお、今回の炎上騒動に関しては、「『Official』とか『コムドットver』とか言わずに、YouTuberらしく『歌ってみた』にすればここまで炎上しなかったのに」「ほかのYouTuberみたいに楽し気なノリでカバーすればいいのに。真面目なMVなんて作るから、こんなに酷評されるんだよ」という指摘も見られる。

 ただ、コムドットは5月29日に1stシングル「拝啓、俺たちへ」でユニバーサル・ミュージックからメジャーデビューすることが決定済み。いわばプロのアーティストであるため、“歌ってみた”ではなく、よりアーティストらしい「Official」や「コムドット Ver.」という表現を用いたのかもしれない。

 Creepy Nutsのヒットナンバーを撒き餌にし、そこに集まったアンチを利用した形のコムドット。Creepy Nutsやファンの心境が気になるところだが……。

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