元アウトドア店員が選ぶ「疲れにくい登山用ソックス」3選 春・夏・秋におすすめの高機能モデル【2024年4月版】

0

2024年04月30日 20:20  Fav-Log by ITmedia

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Fav-Log by ITmedia

快適登山のカギはソックスにあり

 長時間歩き続ける登山では「機能性の高いソックス」選びが重要。適切なソックスを選べば、疲労や足の擦れ、水ぶくれなどを防ぐことができ、快適で安全な山歩きができます。特に気温が高くなる初夏〜初秋にかけては、クッション性や吸汗性、速乾性を兼ね備えたソックスが適しています。

【その他の画像】

 今回は、3シーズン(春〜秋)におすすめの、「長時間の歩行でも疲れにくい登山用ソックス」を3つ紹介します。登山を始める人や、ソックスの買い替えを考えている人はぜひ参考にしてみてください!

●適切な登山用ソックスを選んで疲れを予防しよう

 たかがソックスと侮るなかれ。登山用に適切なソックスを選ぶことは、快適性や保護、温度調節、湿気管理といった多くのメリットにつながります。そしてそれは、登山の大敵である疲労やケガの予防になるのです。

 日常使いの一般的なソックスを登山で使うと、水ぶくれや擦り傷、ムレといった問題が発生し、登山が思うように楽しめないことも。だからこそ、登山の際はソックス選びにも細心の注意を払うことが重要です。

 登山用ソックスを選ぶポイントは、素材とクッション性。汗やムレを効果的に吸収し、衝撃から足を守る保護性を備えたモデルを選ぶようにしましょう。

●おすすめの登山用ソックス:スマートウール ハイククラシック フルクッション クルー

 山好きの中でも愛用者が多いスマートウールのソックス。ウールなのにチクチクせず、履き心地が良いことで人気を集めています。

 「ハイククラシック フルクッション クルー」は、メリノウール、ナイロン、ポリウレタンなどの混紡素材。メリノウールは綿よりもコシがあり、長時間圧力をかけたりぬれたりしても、クッション性が保たれる特徴があります。そのため、長時間の歩行でも着地時の衝撃から足裏や関節を守ってくれ、疲れを予防します。

 スマートウールのソックスにはいくつかのモデルがありますが、フルクッションは中厚手に当たる厚さ。肌寒い日の低山ハイクから夏の高山縦走まで、1年を通して出番が多いでしょう。

●おすすめの登山用ソックス:C3fit(シースリーフィット)アーチサポート トレッキングソックス ミッドウェイト

 長時間歩いていると疲れてきて、足の裏に痛みを感じる場合は、足裏のアーチがつぶれている場合も。足裏のアーチが崩れて体のバランスが取れなくなると、疲労や転倒の原因になります。

 そんな時におすすめしたいのが、アーチサポートが施されたソックス。C3fitの「アーチサポート トレッキングソックス ミッドウェイト」は、足首と足裏をサポートするモデルです。

 特に足裏は、内側縦・外側縦・横の3つのアーチをサポートするような構造を採用。履くだけでテーピングをしているかのような効果が期待できます。中厚手タイプでクッション性も高く、低山から高山まで、あらゆるフィールドで使えます。

 すり減ったり破れたりしやすいつま先とかかと部分は、耐久性の高いポリエステル混のウール素材を使用。長く愛用できる優秀モデルです。

●おすすめの登山用ソックス:インジンジ アウトドアミッドウェイトクルーウール

 汗やムレは不快感を生むだけでなく、疲れがたまる原因や靴擦れの元になることも。足に汗をかきやすい人は、五本指タイプのソックスを試してみるのもおすすめです。五本指ソックスなら、足指の間の汗や熱気を効果的に吸い取り、ソックスの中をドライに保てます。また、雑菌の繁殖を抑え臭いを予防できるメリットも期待できるでしょう。

 インジンジの「アウトドアミッドウェイトクルーウール」は、メリノウール75%、ナイロン22%、ライクラ3%の混紡素材を使用した五本指タイプのソックス。天然素材であるメリノウールの湿度調整機能が足元をドライに保ち、疲れから守ります。

 天然の防臭効果もあり、縦走など長時間の山行でも臭いにくく、不快感を防ぐのもポイント。またアーチサポートも施されており、快適で安全な登山をサポートします。

    ランキングライフスタイル

    前日のランキングへ

    ニュース設定