『花咲舞が黙ってない』撮影現場に原作者・池井戸潤が訪問! 今田美桜の演技を絶賛「すごい迫力(笑)」

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2024年05月02日 08:10  クランクイン!

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ドラマ『花咲舞が黙ってない』原作者・池井戸潤が撮影現場を訪問 (C)日本テレビ
 今田美桜が主演するドラマ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系/毎週土曜21時)の撮影現場を、原作者・池井戸潤が訪問。「テレビ越しで怖いくらい、花咲舞がすごい迫力(笑)」と今田の演技を絶賛し、半沢直樹の登場にも言及した。

【写真】今田美桜と池井戸潤、”花さき”カウンターに並ぶ!

 本作は、池井戸潤の原作をドラマ化した痛快爽快エンターテインメント。2014年、2015年に放送されて大ヒットしたドラマの続編で、地位なし権力なし怖いものなしの花咲舞が、弱い立場の人たちのために、銀行内の悪事に真正面からぶつかっていく。

 本作の収録スタジオに、陣中見舞いを兼ねて原作者の池井戸潤がやってきた。訪問したのは上川隆也演じる舞の叔父・花咲健が営む「酒肴処・花さき」のセット。お酒好きな池井戸潤からのリクエストだ。池井戸は、当日出番があった今田美桜、山本耕史、飯尾和樹という臨店班メンバーおよび上川隆也と共に、ドラマの感想や今後の展開についてざっくばらんに語り合った。

 「ようやくここに来られました! 僕ね、花さきのシーンが好きなんですよ」という池井戸。上川曰く、前のドラマの時からそう言っていたそうで、「どうしてなんですか? 先生の作品の中にはない要素なんですが」と興味津々。池井戸が花さきでの対談を希望したのは、お酒好きという理由だけではない。花さきは、花咲舞と叔父の花咲健を中心に、お酒を飲みながらゆるやかな空気で物語が進む空間。池井戸は「もともと花さきは原作には出てこないんですが、ここがあると銀行内のギスギスした感じがふっとほどけますし、登場人物のプライベートなところが立ち上がってくる。いいシーンだなぁといつも思って観ているんです」とその理由を語った。

 それに対し山本が「確かに箸休めではないですけど、ちょっと安心して、落ち着いて会話ができる場所ですよね」と反応。今田も「撮影も、すごくリラックスした雰囲気の中でやっています。お料理も毎回、本当に美味しいんです!」と答えると、飯尾は「こちらのお店、値段も安いですよね。たぶん家賃がかかってないですよね」とコメントして笑いを誘った。

 ドラマは4月13日に初回が放送された。ドラマの感想を求められた池井戸は、「(今田演じる花咲舞が)風になってましたよ。新しい風になっていました。杏さんがずっとやってらっしゃった役を引き継ぐのはとても難しいと思うんですけど、完全に自分の役として昇華されていた。すごい迫力でした。『お言葉を返すようですが』という、あの言葉の後に何が来るかが、テレビ越しに見ていてもかなり怖いです(笑)」と絶賛。

 今田は隣で笑顔になり、「ありがとうございます! 舞は演じていて、すごく疾走感と爽快感があります。ぐさっとくる瞬間とか言葉が出てくるんですが、くすっと笑えるようなところもあるんです。そこの緩急というかバランスが、演じていてとても楽しいなと思っています」と返した。

 他にも上川が出演した前作についての話や、『花咲舞が黙ってない』というタイトルが生まれた経緯なども詳細に語り、和気あいあいとした空気の中、対談は進んでいった。こちらの内容がまとまったweb記事は、「婦人公論.jp」「tree」「webジェイ・ノベル」の3つのサイトから読むことができる(※媒体ごとに内容は異なる)。

 作家・池井戸の代表作といえば、花咲舞シリーズの他に半沢直樹シリーズも有名。銀行マン・半沢直樹が様々な汚職や事件に巻き込まれながら対峙していく大人気シリーズだが、今回のドラマの原作小説『花咲舞が黙ってない』には、中盤から半沢直樹が登場する。それについて聞かれた今田は、「原作を読んでいる方は特に楽しみにしているところだと思います。撮影はこれからなので、私たちも楽しみにしています。観てくださっているみなさんもぜひ、お楽しみに」と答え、池井戸は「撮影、頑張ってください!」と返した。

 ドラマ『花咲舞が黙ってない』は、日本テレビ系にて毎週土曜21時放送。
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