ミニスカートの新入社員を注意したら、まさかの反論が!新人OLトンデモ言動録――大人気記事・驚きの新入社員トップ10

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2024年05月03日 09:21  日刊SPA!

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※写真はイメージ
新入社員が今年もやってきました。そこで「驚きの新入社員」の記事の中から、反響の大きかったトップ10を発表。第2位の記事はこちら!(初公開2018年5月16日 集計期間は2018年4月〜2023年12月まで 記事は取材時の状況) *  *  *

 新入社員が入社して早1ヶ月。カチカチに緊張していた彼らも、社内の雰囲気に慣れてきたころだろう。

 3日で退職した、自分の歓迎会に欠席したなど話題になる彼らだが、「そんな新人本当にいるの?」と他人事のように感じる先輩社員たちも多いだろう。

 だか、会社に慣れてきた5〜6月頃に、やらかしてくれる“プチモンスター社員”もいるのであった。今回は、そんな新入社員を紹介する。

◆スカート丈を注意したらまさかの返答が

 新入社員は、全身真っ黒のリクルートスーツで過ごすことが多い。

 大手メーカーの事務社員として入社した女性新人Aさんもそんな一人だったが、GW明けからオフィスカジュアルで出社してきた。それ自体は全く問題ないのだが、選んだ服装がマズかったようで……。

「膝上15cmくらいのスカートを履いてきたんです。学生気分が抜けていない感じが服装に表れていて、その場にいた社員全員が苦笑いでした」(Aさんの先輩上司Oさん)

 オフィスカジュアルといっても、新入社員の場合は先輩社員に目を付けられないよう注意するもの。しかしAさんの場合、学生時代にアパレルでアルバイトをしており、オシャレが大好きなようで……。やっと脱・リクルートスーツができると張り切りすぎたようだ。

◆女性社員から“ご指導”も…

「案の定、お局(つぼね)的な女性社員から“ご指導”が入ったそうなんです。もちろん、お局社員も気を使い、トイレで二人きりになったタイミングを見計らって『スカート、ちょっと短いんじゃない?』と声をかけたくらいのようです。そうしたら彼女『これ、スカートじゃありません。キュロットです!』と笑顔で言い返したんです」

 注意をするにも場所を選んでこそっと伝え、パワハラにならないように気を使ったのに……。その気遣いがバカらしく思え、お局社員は呆れてものも言えなかったそう。

 新入社員の「やりすぎオフィスカジュアル」はよくあること。誰もが通る道なので、注意された後に気を付ければいい話なのだが、Aさんの場合は言葉通りの意味でしか注意を理解できなかったようだ。悪びれる様子もなく、今日も元気にミニ“キュロット”で仕事に励んでいる。

◆先輩の隣で堂々と……

 続いては、商社の営業として入社したB子の話だ。

 4月の間は新人研修を受け、GW明けから配属された部署で指導を受けていた矢先の出来事だった。

 先輩社員に挟まれ、テレアポの手伝いをしていたB子。その時の様子を、先輩社員の佐藤さん(仮名・30歳)はこう振り返る。

「最初の数日は一生懸命テレアポしてるなと思ったんです。慣れない敬語を使って、でもそんな必死な姿がかわいいなと評価もしていて。

 ところが1週間経ったあたりで、やけに馴れ馴れしい電話をするなと気が付きました。『●月●日、●時からで〜。はーい!よろしくおねがいします〜』と出社予定のない休日の予定を入れていたんです。

 そこで今の電話相手は誰だと尋ねたら、まさかの美容院。入社して1ヵ月弱、先輩の隣で堂々とプライベートの予定を入れていて驚きました」

 B子の図太さに呆れつつ、その場で注意し丸く収まったのだが……。

「それだけじゃありません。つい先日、ある得意先へのお使いを頼んだんです。大したことじゃなかったし、用事を終えて普通に会社に戻ってきました。ただ、帰社時間が少し遅いなとは思いましたが」

◆ある事実が判明

 その日は何事もなく過ぎたのだが、ある事実が判明する。

「後日、他の新入社員の子がコソッと教えてくれたんです。『B子、外出途中でパフェ食べてますよ』って。

 何でも、自分のインスタグラムに食べたパフェの写真をアップしていたようなんです。投稿を見せてもらうと、確かに日時が一致していました。外でコーヒー一杯飲むのならば分かりますが、パフェって……」

 まぁ、美容院の予約やパフェごときで仕事に支障がでるわけではないが、まじめすぎる日本の職場ではせめて“バレないようにやる”ぐらいの知恵はほしいもの。

 そんなラテン気質なB子に、佐藤さんは気が気ではないという。

「毎回、予想外の行動を起こされるのでヒヤヒヤします。いつか得意先にも失礼なことをしでかしそうで……。まぁ、仕事は一生懸命やってくれるし、辞められても困るので大目にみますよ。悪い子ではないですからね」

 先輩社員と新入社員の戦いは、今日も続くのであった。<文/日刊SPA!取材班>

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