インドネシア協会会長、C大阪にハブナー“再派遣”懇願か…9日にU−23チームがパリ五輪懸けたPOへ

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2024年05月07日 16:02  サッカーキング

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U−23インドネシア代表でプレーするC大阪のハブナー [写真]=Getty Images
 インドネシアサッカー協会(PSSI)のエリック・トヒル会長は、パリオリンピック(五輪)出場を懸けたAFC−CAFプレーオフに臨むU−23インドネシア代表にセレッソ大阪所属のDFジャスティン・ハブナーを招集したいと考えている模様だ。6日、インドネシアメディア『Fimela』が伝えている。

 現在20歳のハブナーは、オランダ・北ブラバント州スヘルトーヘンボス出身。母がオランダ人、父がインドネシア人であり、今年インドネシアに帰化した。1月12日から2月10日にかけてカタールで開催されたAFCアジアカップ2023では、インドネシア代表の一員として出場を果たしている。

 さらに、ハブナーは4月15日から今月3日にかけてカタールで開催されたAFC U23アジアカップ2024にもU−23インドネシア代表として参戦した。この大会では上位3チームにパリ五輪の出場権が与えられ、4位チームはアフリカ予選(アフリカ U−23ネイションズカップ2023)4位チームとのAFC−CAFプレーオフ出場権を得る。最終的にはU−23日本代表が同大会優勝を果たし、準優勝のU−23ウズベキスタン代表、3位のU−23イラク代表とともにパリ五輪出場の切符を掴み取っている。

 3位決定戦でU−23イラク代表に敗れたU−23インドネシア代表は、アフリカ U−23ネイションズカップ2023で4位に入ったU−23ギニア代表とのプレーオフを9日に控えている。『Fimela』によると、PSSIのトヒル会長は重要なプレーオフにハブナーを招集したいと考えており、所属クラブのC大阪に「もう一度だけ我々を助けてほしい」といった内容の書簡を送ったという。ハブナーのU−23インドネシア代表への派遣期間は、AFC U23アジアカップ2024終了日の今月3日までとなっていた。

 なお、『Fimela』はトヒル会長が「Jリーグはシーズンの終盤ではなく序盤なので、ここは寛大になって彼をもう一度派遣してほしい」と語っていたことを伝えている。

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