吉高由里子・吉沢亮・仲里依紗・Perfumeらが所属する総合エンターテインメント企業『アミューズ』が約6年ぶりに実施した、アミューズボーイズオーディション「NO MORE FILTER」。6日に都内にて最終審査会が行われ、東京都出身・20歳の大学3年生、黄兆銘(こう・よしあき)さんが応募総数約8,000人の中から、見事グランプリに輝いた。
これまで45年の歴史で、不定期ながらも度々全国的な大規模オーディションを開催し、野村周平・吉沢亮・清原果耶・堀田真由・金子大地・茅島みずきといった様々な才能を発掘してきたアミューズだが、今回は創立以来初となる"ボーイズオーディション"として開催。サブタイトルの「NO MORE FILTER」には、ありのまま、オリジナルな才能に出会いたい、"フィルターは必要ない!"という想いが込められており、役者・モデル・ミュージシャンなどのジャンル区分をあえて設けていないことも、このオーディションの特徴となっている。
すべての審査が終え、迎えたグランプリ発表の瞬間。「THE KISS 賞」に続きグランプリを受賞した黄さんは、「本当に実感が湧かなくて…正直ちょっとパニックです」と驚きを隠せない様子で、「心の底からこの事務所に入って自分の夢を叶えたいと思ったので、このような素敵な賞をいただけてすごく嬉しいです」と喜びを噛みしめる。そして「本当に皆さんの支えがあったからこそ、ここまで来ることができました。次は僕が皆さんに恩返しできるように頑張りたいと思います!」と感謝を述べつつ決意表明。さらにMCからこの日会場に応援にきていた母親に「今日の夜ご飯に何を作ってもらいたいか?」と振られると、「かためのハンバーグをお願いします!」と笑顔で呼びかけ、会場は和やかな雰囲気に包まれた。
今回、グランプリ賞金300万円のほか、「THE KISS 賞」の副賞としてCM出演も決定した黄さん。「賞金よりも僕はどちらかというとCMのほうがすごく気になっています。初めてのことですし、もっと自分のことを知ってもらいたい想いもあるので、こんな貴重な経験はすぐにできることじゃないと思いますし、そのCMで全力を出し切ります」とやる気十分。また、賞金300万円の使い道については、「中・高・大と、学費とかいろいろと親が払ってくれているので、全部渡そうと思います」と明かした。