CL準決勝敗退のエンバペ「彼らの方が優れていた。これが現実」…記者からは「明日はレアルを応援するのかい?」

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2024年05月08日 18:16  サッカーキング

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ビッグイヤーに辿り着けなかったエンバペ [写真]=Getty Images
 パリ・サンジェルマンのFWキリアン・エンバペが、7日のドルトムント戦を振り返った。同日、フランスメディア『RMCスポーツ』が伝えている。

 今夏のレアル・マドリード行きが有力視される“パリジャン”にとって、同クラブでの最後のチャンピオンズリーグになる可能性が高い中、その冒険は悲願まであと2つのところで幕を閉じた。ファーストレグを0−1で落としたパリ・サンジェルマン(PSG)は、本拠地『パルク・デ・プランス』の後押しを受けたセカンドレグで、31本のシュートを浴びせる猛攻を仕掛けた。しかし4度もゴールの枠に嫌われると、反対に数少ないチャンスをドルトムントにものにされて、2戦合計スコア0−2の敗北。ビッグイヤーには、辿り着けなかった。

 試合後、エンバペは「がっかりしている。ファイナルに行きたかったからね。チャンピオンズリーグでは両方の試合で、効果的でなければならなくて、この点で彼らの方が優れていた…サポーターや僕らの周りの人々を失望させてしまったけど、これが現実」と失意。ただ、「(CL優勝まで)長い旅だ。でも、僕たちはそこへ辿り着くだけのポテンシャルがあることを、シーズンを通して示すことができた。このクラブの優勝が、もう遠いとは思わない」と胸中を明かした。

 準決勝ドルトムント戦は、ファーストレグ、セカンドレグともにシュート数で上回りながらも無得点に終わったPSG。チャンスを決め切ることができなかったことを悔恨する同選手は「さっきも言ったように、この結果は非常に残念なもの。勝ちたかった、勝つための要素を揃えたけど、チャンピオンズリーグの試合は厳しく、効果的でなければならない。僕たちはそれができなかったし、どちらの試合でも不十分だった」と振り返っている。

 最後に、記者から「明日はレアル・マドリードを応援するのかい?」と問われたエンバペは、閉口したままミックスゾーンを後にしている。

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