秘密漏えい、再発防止を指示＝政府

　政府は８日、特定秘密保護法の運用状況を点検する内閣保全監視委員会（委員長・高市早苗経済安全保障担当相）を首相官邸で開いた。高市氏は、陸上自衛隊と海上自衛隊でそれぞれ特定秘密の漏えいがあったことに触れ、「安全保障を支える情報保全体制の信頼を損なう深刻な問題だ」と指摘。各省庁に対し、情報保全教育の徹底など再発防止を指示した。