『キングオージャー』酒井大成&『ドンブラザーズ』樋口幸平にインタビュー 衝撃の秘話に驚き

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2024年05月12日 10:00  ORICON NEWS

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『キングオージャーVSドンブラザーズ』に出演する(左から)樋口幸平、酒井大成 (C)ORICON NewS inc.
 Vシネクスト2本立て『キングオージャーVSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』が期間限定で劇場上映中(10月9日にはBlu-ray&DVDの発売)。ORICON NEWSでは、『王様戦隊キングオージャー』ギラ・ハスティー/クワガタオージャー役の酒井大成、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』桃井タロウ/ドンモモタロウ役の樋口幸平にインタビューを実施。それぞれの作品への思いを聞いた。

【動画】『キングオージャー』酒井大成&『ドンブラザーズ』樋口幸平にインタビュー 衝撃の笑い方講座

■酒井大成、『ドンブラザーズ』樋口幸平の秘話に爆笑 作品を終えた思いも
 スーパー戦隊“VSシリーズ”第30作目となるVシネクスト2本立て『キングオージャーVSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』。本作は“毎回が最終回”と評されるほど綿密で熱いストーリー展開が話題の『王様戦隊キングオージャー』と、スーパー戦隊シリーズだけでなく、ヒーロー作品の定番をことごとく覆し、見た人をドンブラ脳に染め上げた『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』が激突。さらに10周年を迎えた『獣電戦隊キョウリュウジャー』までもが参戦し“VSシリーズ”でついに夢の共演をはたす。

――『王様戦隊キングオージャー』の放送を終えた今の心境は?
【酒井】この1年間、いろんな方と出会えたと思います。見てくださってる方もですし、本編の撮影以外でもアフレコなどでスタッフさんなどいろんな方と出会って、本当に支えられた1年でした。最終回を含めた残りの3話は「映画みたい」と言われて、うれしかったです。スタッフさん、キャストさんの努力の結晶なんだなと改めて実感しました。

――『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』も1年ぶりに帰ってきました。
【樋口】1年を経て、また『ドンブラザーズ』のキャストのみんなと再会することができました。そして『キングオージャー』の皆さんと、ご一緒することができて、すごく楽しかったです。改めて、この作品は自分にとって財産なんだなと思わせていただけました。そういった作品なので、1年後にまた戻ってくることができてすごくよかったなと思います。

――お互いの作品は、それぞれ魅力的なところがたくさんあります。お互いで、どう見えたんでしょうか?
【樋口】スーパー戦隊の歴史の中でもすごい試行錯誤した作品であったと思います。その中でも、ここまで大成功させた『キングオージャー』の皆さんはすごいなと思うし、改めて尊敬します。だからこそ、『ドンブラザーズ』より『キングオージャー』、『キングオージャー』より『ブンブンジャー』と、1つずつ、もっともっと階段を上がっていかないとスーパー戦隊の歴史はつむいでいけないと思う。今の『ブンブンジャー』のレッドの井内悠陽さんは、すごくプレッシャーに感じてる部分もあると思うんですけど、そこもしっかり乗り越えて、『キングオージャー』よりもさらにいい作品を作って階段を駆け上がってほしいなと思います。

【酒井】『ドンブラザーズ』の皆さんと共演してみて、脚本から驚きました(笑)。「これが『ドンブラザーズ』の世界観なんだ…」とすごく興味がわきました。台本見たら、みんな死ぬじゃないですか(笑)。死に方もそれぞれで、いい意味でかなりぶっ飛んでいるなと思いました。

【樋口】台本を読んで、改めて何をやってるんだろうなと(笑)。でも、それを全力でやるのが『ドンブラザーズ』の面白さの一部なので。他の作品の台本も今まで見てきましたけど、『ドンブラザーズ』の台本は「何してんだろうな…」と思いながら読むことはないので、1年後に台本を読んで「面白いな」と思いました(笑)。

【酒井】あんなことが日常茶飯事だったんですか?

【樋口】はい。きびだんごを撮影テストの段取りとか全部含めて100個食べた日があって。台本で「きびだんご400個食べて復活する」って書いてあったんですが、さすがに400個は食べれない。がんばって100個は行った(笑)。食べ過ぎて嫌いになりかけたけど、50話ぐらいになると欲してるんですよね、きびだんごを!(笑)

――宇宙規模の物語となるとドンキラーとドンキラーキラーの戦いにも注目が…。
【樋口】確かにそう言われてみればそうかもしれない(笑)。

【酒井】10年後に(笑)。

【樋口】じゃあ、10年後とかに(笑)。

■樋口幸平、1年を経て思い出に残る1話 『キョウリュウジャー』10年後に万感

――本編の話になりますが『キングオージャー』で1番印象に残ってるエピソードは?
【酒井】やっぱり、48話、49話、50話は1番印象に残ってます。王様たちだけではなくて、民たちもこう含めて1つの敵に向かっていくストーリーがすごくいいなと思いました。

――豪華なサプライズゲストも。いつ知ったんでしょうか?
【酒井】40話ぐらいからですね。今まで出てきたデボニカとかライニオールとかももしかしたら出るよ、と聞いてたんですけど、決定したのは割とギリギリでしたね。

――1年が経過して、改めて感じる『ドンブラザーズ』思い出の1話は?
【樋口】やっぱり最終話ですね。つながりが面白いと思います。他の過去のレッドの皆さんもそうだと思うんですけど、僕が演じた桃井タロウも役と共に自分も成長していけたと思っています。役が1話と全然違うんです。特撮作品は1年間ですごく成長される方がたくさんいる。その中で、僕も役と共に成長していた実感があったんです。1話の「縁ができたな」と言うシーンと50話の「縁ができたな」と言うシーンは同じような形で作られていました。成長していたけど、記憶が消えたから1話の桃井タロウに戻る、もう1度戻るから終わりのような始まりみたいな終わり方だったんです。本当に面白い終わり方ができたなと思いました。

――そんな中、『獣電戦隊キョウリュウジャー』が10年ぶりに帰ってきました。
【酒井】こうやってご一緒できたことうれしく思いました。10年経った今でもこうやって愛されてるんだなっていうのをすごく実感しました。

――10年後、カムバックするイメージはありますか?
【樋口】カムバックしたいですね。バカやりながら真面目。バカ真面目っていう言葉がすごくこの『ドンブラザーズ』にぴったりなのかなと思うので10年後カムバックしてバカ真面目したいです。10年後戻ってきてくれた『キョウリュウジャー』の皆さんを見てると、すごくカッコいいなと思いました。僕はまだ終わって1年しか経っていないんですけど、10年後に胸張って帰ってこれる重大さ、スゴさを感じたので、『ドンブラザーズ』のキャストみんなと一緒に10年後に帰ってくることができたら幸せなんだろうなと思いました。

【酒井】『キョウリュウジャー』の方々が変身するシーンがあって、それを1発で決めたんですよ。みんなそろってピタって。これってすごいなと思ったんです。10年経った今でも息ぴったりで、感覚を覚えてるんですかね。10年後に僕らはどうなってんだろうなっていうのはすごく想像しました。

――最後にメッセージをお願いします。
【樋口】『ドンブラザーズ』ファン、『キングオージャー』ファン含め、特撮ファンの皆さんにとって、『ドンブラザーズ』と『キングオージャー』という作品は、スーパー戦隊において変化のある作品だったと思います。あの『ドンブラザーズ』がヒーローとして生きられる最後の時間かもしれないので、ぜひ皆さんにしっかり受け取っていただいです。『ドンブラザーズ』と『キングオージャー』の混じり合った空気感だったり雰囲気をしっかり見ていただけると、すごくありがたいなと思っております。

【酒井】もちろん見どころはいっぱいあるんですけど、『キングオージャー』と『ドンブラザーズ』という個性の塊みたいな集団が、どうやって敵と立ち向かっていくのかや『キョウリュウジャー』の方々との掛け合いを楽しんでくれたらと思います。『キョウリュウジャー』は10年越しに再結成して、変身シーンは特に見どころなんじゃないかなと思っています。ぜひ劇場でお待ちしてます!


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